なんてものを遺してくれたんだ、じいちゃん…
実家の倉庫を整理していたら、じいちゃんが使っていたオールドレンズたち(おもにsmcTakumar各種)が見つかって、その中の一本にDfで使えるNIIKOR-S Auto 1:1.4/50があったお話は前回の記事で書きました。
あれから、ほぼDfにはNIIKOR-S Auto 1:1.4/50がつけっぱなし状態でして…。
端的に言うと、すっかりハマっております…。
とにかく、魔性の開放。
強烈な周辺減光。ソフトフォーカスのような滲み。
フィルムで撮ったかのような味わい…。
こいつの開放は、魔性の魅力を秘めているように思います。
前回の記事での作例もほぼ開放オンリーなので、よろしければそちらも合わせてご覧ください。
開放封印してみた。
…で、今回のメインはこちら。
開放についてはある程度堪能したので、この記事ではともすれば開けたくなる気持ちをぐっとこらえて、ある程度絞っての作例を。
絞りについては、F2~F8をその時の気分や条件で。
ざっくりしてますが、とにかく開放は封印してますということでひとつ。
では、どうぞ。
ここまでF2.8。
この時点で既に別のレンズのような写りです。
F5.6ぐらい。
コントラストが増してぐっとシャープになりますが、まだ周辺減光がはっきり出ます。
F8。
もうそこまで変化は無いですが、右の山はまだ周辺落ちてます。なんぞこれ。
あとはもう適当(笑
その時、その時で絞ったり開けたり(F2まで)してスナップしました。
でもやっぱり、最後は開けたい(笑
…だが、結局我慢できずに自宅まで帰ってきたところで開けちゃう僕。
終わりに…
smcTakumarのほうも、そろそろ使える物はお手入れ済んだので使っていきたいんですが…実は今ちょっと悩んでまして。
最初はX-T30で使えばいいやと思ってたんですが、このNIKKOR-S AutoをDfで使った時の衝撃が大きかったので、できれば本来の画角…つまりフルサイズで使ってみたいという欲求がムクムクと。
フィルム機ではM42のST-801を持ってるので、これはそのうち使うとして……問題はデジタルなんですよね。
普通に考えれば、今ミラーレスで価格がこなれてる初代のZ6かと思うのですが…Dfとニコン2台っていうのもちょっと芸が無いかなとか。
今さらα7ⅱってのもどうなのよと…安いですけどね。
…なんて思ってる時に、
こういう選択もアリなのか!? …とか。
この辺のブログを色々拝見する限り、まぁ尖った機械のようで色々と得て不得手はあるようなのですが……
とにかくオールドレンズを装着した時のスタイルがカッコよすぎる!
この1点で、今もう物欲がぐわんぐわん来ております!(フラグ)