じいちゃん's タクマーもそろそろ出動
じいちゃんの遺品として引き取ったオールドレンズですが、NIKKOR-Sばっか使ってるのもアレなので、お掃除の済んだ物から装着して歩いてみることに。
最初に選んだのは、
smcTakumar 1:3.5/28
※2021/02/04修正 どうもレンズ名はsmcTakumarではなく、SuperTakumar 1:3.5/28のようです…タイトルを修正しました。タクマーの種類は…ようわからん!w
です。
APS-CのX-T30に装着すると、換算43mmになってスナップには良さそうだったので。
気軽なお外スナップレンズ
今回の写真は、すべてフィルムシミュレーション「ProNeg.Hi」で撮影してます。
開放でF3.5ですんで、「トロトロのボケが…」とか「カミソリのような薄いピントが…」みたいなこと言わず、ぱっぱと撮っていけるお気軽感、いいですね。
EVFのピーキングもすぐに合わせられるし、シャッターまでの時間が短くなってテンポも上がります。
寄って、背景とも距離があれば程々にボケますかね。
色はだいぶあっさり目の感じです。割と好き。
もっとサクサク撮りたくなった
あんまりテンポ良く撮れるもんで、欲が出てきたわけではないんですが……もっとサクサク行けないかと思い始め、
・絞りF8
・SSお任せ(下限50分の1秒)
・1.5m~無限遠合わせ
に設定して、もうEVFファインダーものぞかないで、コンデジ/写ルンです感覚でパチパチとやってみることに。
そしたら、なんかこれが思いのほかに楽しくてですね…。
気分的にはフィルムコンパクトカメラを使ってるような感じ。
家にあるのだと、RICOH AUTHALF-Eとかあんなような。
押せば撮れる。
撮れたものを愛でる。
そんな楽しみ。
デジタルだと、GR使いの人達とかこんな気分なんですかね……いいなぁ。すごくいい。
ちょっとテンポ良く行けすぎて、漫然としたショットになってしまうことも多いのが、我が身の未熟なんですが…まぁスナップってそんなもんで良いのかなとか。
DfとNIKKOR-S Auto 1:1.4/50を握ってる時の、
「撮るぞ! 撮るもの探すぞ!」
みたいな気持ちとは一切無縁のサワヤカ解放感な散歩道でした。
……いかんいかん(笑
この辺にしときましょうか。
やはり本来の画角で使ってみたい
で、散歩を終えて思ったのは、
「やっぱり…本来の画角で使ってみたいなぁ」
ということ。
APS-Cでオールドレンズ使う場合は、中央の解像良い部分を美味しく使えるみたいな言説もあるわけですが、周辺の曖昧な部分とか周辺落ちとかも含めてオールドレンズの良さかなーとも思うわけで。
今回の例なら、本来の28mmで使えばそれこそAUTOHALF感覚ですし。
……んー? フィルムコンパクト感覚で? 気軽に持ち歩けて? パッパと撮れて? フルサイズ?
やっぱ、fpやんけ!(フラグ2本目)