仕事が忙しい!!
今抱えてる案件が、腹立つほど無茶ハードスケジュールでストレスが半端ないデス。
ブログも10日ぶりぐらい? …毎日更新のアルファブロガーなんか夢のまた夢!
それはともかく、あんまりにもアレがコレ(守秘義務)なので怒りのジャンク漁りをしていたら、Ai Nikkor 20mmF2.8Sが生えましたとさ。
FUNLEADER18mmを購入してから、
XF10-24以来の広角ブームがまたやってきまして、
「20mm単焦点! F2.8! 小さい! 良し!」
と、よく考えずにポチ。値段はお察し。
なのでそこまで期待してはいなかったんですが、これがなかなか……
「湯けむり美人な写り」
…というのは、以前にTwitterで見かけた、どうしようもないクモリ玉をなんとか高値で捌こうとする転売屋さんの売り文句です。
なるほど、物は言いようだなと笑っていたら、
……うちにも来たわ…「湯けむり美人」。
なにを撮っても、もんやりソフトw
広角らしいキリッとしたシャープさのかけらも無し! いくらオールドレンズでもこれはちょっとと思ってスマホのライトで中をのぞいてみたら、細かい傷が前も後ろも全体にビッシリ。
これで説明文は、
「多少のスレキズのみで気持ちよくお使いいただけます」
ときたもんだ…。
よう言うたなお前!
それでも愛でたい。20mmF2.8だもの。
Df / Ai Nikkor 20mmF2.8S
— たけ (@Take9_tw) 2021年4月12日
仕事の休憩がてら試写。
これは若干ハズレの個体を掴んだかもしれんw
前玉はコーティング剥がれ、後玉もキズでどうかなーと思ったら……やっぱなんかフワフワw 解像感とはいったい…。
まぁ、ブラックミスト付けてあると思い込んで、これはこれでで楽しむのがいいかね。 pic.twitter.com/VJadOBuPQK
フィルムっぽいっちゃ、フィルムっぽい…か?
— たけ (@Take9_tw) 2021年4月12日
嫌いじゃないわよ。
Ai Nikkor 20mmF2.8S
— たけ (@Take9_tw) 2021年4月12日
ド逆光と最短。
いつも入れない粒子を派手に入れてみた。
…うん、愛せる。(オールドレンズ脳) pic.twitter.com/4XcZmonQnA
これは幻の広角ズマール…広角ズマール…。(思い込みによる補正)
— たけ (@Take9_tw) 2021年4月13日
損はしていない! 騙されてもいない!
僕は大変お得な価格で、イケてるレンズを買えたの! 買えたったら買えたの!
そう心に言い聞かせて、夕方のお散歩にて初出動。
エコノミークラス症候群にはなりたくない……。
で、実際に撮り歩いてみると、
「いやでも……これはこれでなかなか……」
と思えてくるあたり、我ながらチョロいと言うか、度しがたいと言うか。
絞ろうが何しようが、光が入るとそれはもう大変なことになっちゃうんだけど、あとで露出とハイライトをいじってやれば、確かにブラックミストシリーズのようなソフトフィルターで撮ったように見えなくも……ない??
傷物だろうがなんだろうが、広角は広角。
ぶわっと伸びやかに撮れるし、空の風合いなんかは、かなりいいような。
どうせ最初からポワポワなんだからと、シャープ調整も思い切ってデフォルトの40から0へ。粒子も盛大に乗せて、思いっきりフェードかけて……
……うん。
なんか本当に良い感じなのか、良かった探しをしてるだけなのかよくわからなくなってきたね!
レタッチ次第か?
ちょっと思い切った感じに振ってみる。
モノクロも試す
モノクロに関しては、カスタムイメージコントロールで作った設定の撮って出し。
カラーみたいにあれこれやんなくても、見られる感じ。
…傷は無いにこしたことはないけどね
最終的には身も蓋もない結論になっちゃうけど、最初のRAWデータ見て、
「わははは! ひでーなこりゃ!」
と言いながらレタッチするところまで含めて、楽しかったのは確か。
だからと言って毎回持ち出すかと聞かれると……どうだろう?w
逆に、ちゃんとキリリとした写りを見せてくれる広角が欲しくなっただけのような気もする…。
ま、こういう遊びもあるよってことで特にオチもなく終わり。
今回のお供
Dfに罪は無い…。
ディスコンしてしばらく経ちますが、まだギリギリ在庫放出で新品買えたりするお店もあるようです。
これは間違いなく買って損無しのカメラなので急げ!
広角の明るい単焦点でこのサイズ感。携帯性は間違いなく素晴らしい。
みんなは、僕の屍を乗り越えて傷無しのいいやつ買ってくれい!
PYには真の実力がわかる作例が載ってるぞ!
…やっぱこっちがいい!!(台無し)
フィルターは付け外しできたほうがいいに決まってますよ…ええ…。