クリエイティブピクチャーコントロール(長い)
なんかこう、スッと入ってくる略称はないものか。
フィルムシミュレーションならFS。
クリエイティブピクチャーコントロールなのでCPC?
…まぁいいや。
前の記事でも少し触れたけど、クリエイティブピクチャーコントロールの「ピュア」をベースにしたフィルムライクな現像が結構いい感じになってきたのでご紹介しますよという記事どす。
記事の最後で、実際のピクチャーコントロールファイル(.NP3)もダウンロードできるようにしてるんで、しばしお付き合いくださいまし。
まず、カスタム「ピュア」撮って出し
この時点でもうだいぶフィルムライクに仕上がります。
Lightroomとかめんどくせーけど、フィルムっぽい写真は撮りたいなーっていうNikonユーザーの方、これでどうすか?
Z fcにオールドニッコール付けてこれ。気分は完全にFM2で昭和トリップ。最高。
…まぁ、今回はZ50にMC50/2.8なんですけど。
でも、もうちょっとこだわる
Lightroom使ってるよって人は、はいこちら。
FUJIFILM用のBasic_negaを改良した……その名も「Basic_nega_Z」!(だっさー!!)
カスタムした「ピュア」で撮ったあとで、こいつをピュッと当てれば、どんな写真でもたちまち昭和の香りですよ。
ノスタルジック!
以下、作例
今回の作例はすべて、Z50 × NIKKOR Z MC50mmF2.8の組み合わせです。
やっぱ単焦点だよな!
夕暮れ時の田舎道スナップ。
ISO400~800あたりで多少ノイズを出してあげると、なおフィルムライクで良し!
マクロの定番、お花を撮ってもこのとおり。
多少ブレててもこういう風合いの写真だとまぁ許せるのがいいところw
終わりかけのヒマワリから漂う物悲しさ。
そうなのよ、あと10日もすると高原の夏は終わりなのよね…。
再び田舎道スナップ。
Z50使ってて凄いと思うのが、ホワイトバランス「自然光オート」「オート/雰囲気を残す」の使い勝手の良さ! 色温度の微調整ほとんどしないでいい。
Dfだとこうはいかないんだよね……毎回グレーな場所を探すのに苦労するけど、それが無いだけでレタッチが早い早い。
まだ青々とした水田。
収穫の頃にもう一回撮りに来たいですな。
ダウンロード
今回ベースにした「ピュア」のカスタムピクチャーコントロールファイルです。
メディアにコピーして、カメラ内のメニューから追加してください。
FUJIFILM用を改造して、Z50用に調整したネガフィルム風プリセット。多分Z5、6、7でも大丈夫なんじゃないですかね? Z fcは中身一緒だっけ?
今回は↑のカスタムピュアをベースにしてますが、「標準」「ニュートラル」「フラット」なんかでも嫌味なく使えるんじゃないかなとか。
まぁ例によって素人仕事なんで恐れ入りますが、もし気に入っていただけるようなら使ってやってつかーさい。
今回のお供
いやー、使いやすい。
と言うか、何度も繰り返すけど「持ちやすい」。
この持ちやすさだけで出動回数増えるんだから、こういう細かいところのデザインって大事なんだなー。
フィルムのスキャンもできるよねと買ったんだけど、普通にスナップで使ってます。
『寄れる中望遠』(APS機)って実は使い勝手最強じゃない?