きっかけはTwitter
きっかけは、いつも拝見している「カメラのロッコー」ご店主のこのツイート。
勿論、
— カメラのロッコー・ペンタコンシックスならお任せ (@rokkoo2013) 2021年10月4日
クラシカルスタイルがしり込みされて、
人気が出ないのかもしれないが、
ゾナー相当のテッサーと露出計が載って、
距離計も連動する、#Rollei35 より遥かにハイスペック機が、
半額しかしない事実を、
どう考えるのだろうか?
#フィルムカメラhttps://t.co/8yoaD4y8Lb pic.twitter.com/iUdEoK3ROT
「これはカッコいい!」
と、初めて目にしたカメラに釘付け。
ご店主の妙に「強い」惹句がまたいい。心に刺さる。
「Rollei35より遙かにハイスペック機が、半額しかしない事実をどう考えるのだろうか?」
…どう考えるのかと言われても…素人的には「いいと思います! 欲しいです!」ぐらいしか答えようがないw
とにかくカッコいい。そして美しい。
特に、レンズの上に「ぴょい」と出ている丸い何か。見た感じレンジファインダー機なのはわかるけど、この「ぴょい」は何の役目を果たしているのか? さっぱりわからんけど、とにかく個性的。この「ぴょい」が、デザインの良さを決定づけている! ……気がした。
なので、
サイトの説明文もなんだけど、ロッコーさんの売り文句は凄い刺さる…。 https://t.co/44LjtnWyll
— たけ (@Take9_tw) 2021年10月4日
こんな引用RTを行ったところ、わざわざお返事をいただき恐縮。
そうしたら、
お褒めを受けたのでダメ押し。
— カメラのロッコー・ペンタコンシックスならお任せ (@rokkoo2013) 2021年10月4日
ドレーカイル式Rfはミラーを振る方式のそれとは、
全く違う整備技術が必要で、
且つ、Rf分解なしにはインチキ修理も出来ないため、
真面目に取り組む修理屋以外は手を出さない。
逆に、転売カメラ屋になるより、
遥かに広いブルーオーシャン。https://t.co/CachWm6V9f pic.twitter.com/Q53gVLOCSA
ご店主よりまた「強い」ツイートがw
しかも、新たなパワーワード「ドレーカイル式RF」ときたもんだ!
わからない。相変わらずさっぱりわからないんだが……とにかく響きがカッコいい。
声に出したくなる「ドレーカイル式」。
実際に声に出しつつ検索してみると……
判明するロストテクノロジー
ああ、あの「ぴょい」はこのドレーカイル式レンジファインダーでピントを合わせるための物だったのか…。「ぴょい」とカッコいい響きは繋がっていたのだ…と、うっとり納得。
そして掲載されている分解写真にまた魅せられる。
この美しい歯車の並びと言ったら……。
とにかく、えらく精巧で凝った機構であり、故に今ではもうまったく使われることのない、ロストテクノロジーと言って差し支えのないものであることも判明。
『失われたドレーカイル式を採用し、ドイツ工業技術の粋を集めたカメラ』
『Contessaは、伯爵夫人の意味を持つ。その名のとおり優美なデザインが魅力』
『Tessar45mm/F2.8の描写はキレ良く、現代レンズと比して遜色ないレベルである』
『一枚撮影するごとに、巻き上げだけではなく必ずシャッターチャージが必要。ゆったりとしたリズムで楽しむ大人のカメラ』
『いわゆる蛇腹式カメラであり、レンズを格納した時には非常にコンパクト』
『他の蛇腹式カメラと比較すると、ほぼ蛇腹が目に入らない作りになっておりデザイン性を失わない。非常に高い技術で作られていることがわかる』
そして、調べれば調べるほどに出てくる、厨二マインドをギュンギュン刺激してくる紹介記事の数々……も、もうダメだ……我慢ならん!! ええいままよ! いったれ!!
うふん…とっくに売れてしまっていたぜ…。
— たけ (@Take9_tw) 2021年10月6日
このね、下調べだの裏付けだの言い訳こいてグズグズと動かず、自分の直感やインスピレーションを信じ切れずに損する典型的なタイプw
そんなんだから本業でヒットのひとつも飛ばせないんだぞと。うるさいな、わかってるよ。
じっと縁を待つ
あれだけ煽ったので、
— カメラのロッコー・ペンタコンシックスならお任せ (@rokkoo2013) 2021年10月8日
めでたくご注文いただきました。
見逃された方は、
次の在庫正義完了まで、
今しばらくお待ちください。
#写真好きな人と繫がりたい
#フィルムカメラ https://t.co/MoKdO0KVce
待ちます!
他にきちんとした中古カメラ店でもそれなりの品は見つけてはいるんですが、なんだかもう絶対にカメラのロッコーさんから買わなければならないような使命感に目覚めてしまい、じっと待つことを決めたのでした。
ご店主、今はまた別のカメラの修理に取りかかられているようで、いつまた巡り会えるかはわかりませんが、次こそは必ず!
そんな決意表明のブログでした。