前回
現在の登録フィルムシミュレーション
写真の前に今X70に登録してあるカスタム設定を紹介。
X-TransⅡ準拠なので、最新のX-Transセンサーに積んである機能は使ってないことご承知おきを。
【01.Provia】
- Provia
- DR 200%
- WB AUTO
- カラー -1
- シャドウ -2
- NR -2
とにもかくにもProvia。何でも合わせられる用。
最近、Xフォトグラファーの内田ユキオさんが、ほとんど同じ設定を1番に入れていると知り、同じ所にたどり着いた感を覚えてひとりで悦に入っているw
【02.ProNeg.std】
- ProNeg.std
- DR 400%
- WB AUTO
- カラー +1
- ハイライト -2
- シャドウ -2
- NR -2
クラシックネガリスペクトのプリセットを当てる前提のベース。化粧下地のファンデーションみたいなものと思っていただければ。プリセット当てない場合は、人物用にそのまま使えるというお得感有りw
【03.Classic Chrome】
- Classic Chorome
- DR 400%
- WB AUTO
- カラー +2
- シャープネス -1
- ハイライト -1
- シャドウ +1
- NR -2
こってり目のClassicChrome。なんとなく、Kodakエクターとかあっち系を意識してるけど、してるだけ。別に似てはいない。
【04.Velvia】
- Velvia
- DR 400%
- WB 日陰(R -3 , B +7)
- カラー -2
- ハイライト +2
- NR -2
カラーを抜いて、更にWBをいじることで苦手意識のある強烈な彩度を緩和したVelvia。
一番いいところをスポイルしているとも言うが、素のVelviaが強すぎて苦手という人はけっこういるんじゃないかと思う。
【05.モノクロ】
- モノクロ+Rフィルター
- DR 200%
- WB AUTO
- シャープネス +1
- ハイライト +1
- シャドウ +1
- NR -2
一応、一個はモノクロにしてある。フィルム持ってない時用。
常用のSEAGULL100に寄せたつもりだけど、これもつもりなだけ。
そもそも今、手巻きのAgfa APX400のがメインだし…。
【06.ASTIA】
- ASTIA
- DR 400%
- WB 2650K (R +8 , B -8)
- カラー -2
- シャープネス -1
- ハイライト -2
- NR -2
これそのまんまいただき。素晴らしく爽やか。
そして、多分だけどX-TransⅡじゃないとこの設定は活きない。X-T10、X70、X-100Sあたり使ってる人は、どっかに必ず入れておいたほうがいいと思うセッティング。
【07.Provia】
- Provia
- DR 200%
- WB 晴れ (R -3 , B +1)
- カラー -2
- ハイライト -1
- シャドウ +1
- NR -1
最後もProvia。01.にもう少し味付けしたもの。
01.は完全にお出汁なので、味噌も入れました的な。
…以上、こんな感じで登録してあります。X70を購入してから今日まで特に入れ替えは無いので、だいぶ全方位型に調整できた満足感はあるかなー。
では、スナップの続きをどうぞ。
今回改めて02.に「X-TRA400sim」を当ててみたらすごく良かった。
RAWは撮らずにすべてJPG記録にしているけど、FUJIFILM機はFINE設定で撮っておけばレタッチ耐性は相当高いと思う。やっぱりセンサーの違いが関係あるのかしら。
この時は夜景だったので、ProNeg.Hiにしてたかもしれない。
他のセッティングは同じです。よりコントラスト欲しい時にシミュレーションだけ切り替えるように使ってます。
今回も初秋〜紅葉の季節までの写真で、ずいぶん前のものになっちゃったけど、使った設定ははっきり思い出せるので、FUJIFILMの画作りは本当に個性的なんだなと改めて思ったり。
今回のお供
いつものように、これにリストストラップ一丁でぶらぶらさせながら…というのがX70での撮影スタイル。
あと、細かいことなんですが、最近は電子シャッターを使わずにメカシャッターのみで撮るようにしてます。絞るべきところは、ちゃんと絞る…というフィルムカメラの作法で撮るほうが自分の満足感が高いのでw
電子音をOFFにして、本当にほんのわずかな「チッ」というレンズシャッターの音を聞きながら撮るのが凄くいいのでお勧め。
…ああ、壊れた時用の予備が欲しい。
では、次回Vol.3でまたX70の世界へ。
X70オンリーのInstagramやってます。