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【PENTAX】KFの一軍CIセッティング6種全部見せます!

PENTAX KF使いまくってます

発売日の2022年11月25日に入手してからそろそろ1ヶ月。

カスタムイメージの設定をK-S2のものからKF用に構成し直しつつ、とにかく毎日のように握ってる感じ。

そろそろ割と思い通りに撮れるようになってきて、いわゆる「手に馴染んだ」感があるので、セッティングについて公開しておこうかなと、そんな感じ。

「始まるよー」

「…あんまり過度な期待はしないで見てねー」

 

現在のカスタムイメージ設定

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

以前から使っていたCI「ほのか」ベースの改良版。だいぶ使用頻度高し。6割ぐらいはこれなんじゃないかなと思う。

  • WB 5500K(G2 , A3) 5500K(A2)
  • 彩度 +2
  • 調色 シアン
  • キー +2 -1
  • コントラスト -1
  • ハイライト調整 +2
  • シャドウ調整 -3 -1
  • シャープネス -2 0
  • ※2023/09/11 赤字部分修正

Super Takumar 55/1.8

Super Takumar 55/1.8

DCU5でもLightroomでも色はまったくいじっておりません(トリミングや水平垂直補正では使うことも有り)。

特にお爺ちゃんのタクマー軍団を装着した時のハマり方が凄い。

【02.MIYABI_BLUE2】

こちらも使用頻度の高いカスタム。CIのベースは「雅」

  • WB 5500K(M1 , A2) 5500K(M1 , B1)
  • 彩度 -1
  • 色相 +1
  • キー 0 -1
  • コントラスト +1
  • ハイライト調整 -4
  • シャドウ調整 +1
  • シャープネス +1
  • ※2023/09/11 赤字部分修正

HD DA 21/3.2 Limited

HD DA 21/3.2 Limited

こちらも色には一切手を付けず。いわゆる「撮って出し」運用。

オールドレンズではなく、HD DA 21/3.2 Limitedや smc DA 40/2.8などのAFが使える新しいレンズで使うことが多いかな。

【03.P_CHROME2】

続いてはCI「里び」

KF、何が嬉しいってやっぱり見た目K70まんまのくせに「里び」もカメラ内で使えるようになったことだよね!

  • WB 5500K(G1 , B5)
  • 彩度 +2
  • 色相 0
  • キー +1 -2
  • ハイライト調整 -4
  • シャドウ調整 -1 +1
  • シャープネス +1 -1
  • ※2023/09/11 赤字部分修正

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

赤茶け、乾いた世界観。さらにWBでブルーを大胆にいじることで硬い雰囲気も。

当然、撮って出し。

【04.鮮やカスタム】

はいもう名前考えるのめんどくさーいw

CI「鮮やか」ベースで、なんでもオールラウンドに撮れるやつをひとつ。

  • WB AWB(G2 , A2)
  • 彩度 +1
  • 色相 -1
  • キー +1 0
  • コントラスト +2
  • ハイライト調整 -4
  • シャドウ調整 -2
  • ※2023/09/11 赤字部分修正

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

とりあえずこれにセットしておいてRAWで撮り、あとでカメラ内現像で他のカスタムイメージに合わせるみたいな使い方もいいかな。

…とか言って面倒なのであんまり使ってない(笑

【05.銀残シブい】

もうどんどんやる気無くなってきてる(笑

PENTAXと言えばCI「銀残し」。以前ほど使用頻度は高くないけど、使わないってことはあり得ない。

  • WB 上記4つのうちのどれか
  • 色相 -1
  • 調色 グリーン
  • キー -2
  • コントラスト +4
  • ハイライト調整 -1
  • シャドウ調整 -2
  • シャープネス +1
  • 2023/09/11 赤字部分修正

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

smc DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

P_CHROME2よりも更に荒涼とした雰囲気。

真冬のご町内で使えばそれはもう寒々しく……。

【06.リバーサルフィルム】

…ついに名前を付けることを放棄(笑

と言うか、ご存じの方はご存じのとおりPENTAXのリバーサルフィルムはシャープネスしか設定させてくれないから…。

その代わり、WBで全体の調子を見るわけですよ。

  • WB 上記4種のどれか
  • シャープネス +1

smc DA 18-270/3.5 6.3 ED SDM

sms DA 18-270/3.5-6.3 ED SDM

例えば、【HONOKA_PORTLIKE2】のWBだとややアンバーに転びます。

【MIYABI_BLUE2】ならマゼンダ。【P_CHROME2】ならブルー系。

特に【MIYABI_BLUE2】のWBでバシッと決まると、個人的にはFUJIFILMVELVIAよりも断然リバーサル感出ると思う!

作例どんどん

以下、色々なシチュエーションで各種セッティングを撮り比べたのをどうぞ。

繰り返しますが、トリミングと水平垂直補正以外は、基本カメラ任せのJPG一発勝負。

そして基本的に僕はネガフィルムリスペクターなので、そこんところご了承のうえご覧ください。

…こんなこと言っちゃって、燃えちゃったらどうしようとかビビってたりもしたけど、PENTAXFUJIFILMも両方使ったことがある(X70は今も現役!)身として、カスタムイメージでもフィルムシミュレーションに負けないぐらい「響く」フィルムライクな1枚をものにできるってのを知って欲しい!

そして、ひとりでも「PENTAXいいじゃん」って思ってくれる人が増えるといいな!

【06.リバーサルフィルム】

使ったレンズは、写真をクリックすると右下にいつも小さく記入してあるのよ。

【05.銀残シブい】

【02.MIYABI_BLUE2】

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

【03.P_CHOROME2】

【03.P_CHOROME2】

【03.P_CHORME2】

【03.P_CHROME2】は時間帯や天候でまったく違う表情になる。赤系だけじゃない面白さがあるので、ぜひ使ってほしいところ。

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

【01.HONOKA_PORTLIKE2】

【HONOKA_PORTLIKE2】は、ぜひ晴天の日中で! 

【02.MIYABI_BLUE2】

【02.MIYABI_BLUE2】

【02.MIYABI_BLUE2】

【02.MIYABI_BLUE2】は、早朝や夕方、光と影がパキッと割れるようなシチュエーションでは特に力を発揮すると思う。

【05.銀残シブい】 トリミング

【05.銀残シブい】

【05.銀残シブい】

【05.銀残シブい】、使いどころが難しいけど当たれば強力!

【06.リバーサルフィルム】

【06.リバーサルフィルム】

【06.リバーサルフィルム】

毎度言ってるけど、メーカーの主張が強すぎて少し敬遠してる人もいるんじゃないかと思う【06.リバーサルフィルム】ぜひWBの調整で十分に遊べるし、更にポジ感を増せるんだってのをわかってもらえると嬉しい。

【04.鮮やカスタム】

【04.鮮やカスタム】

【04.鮮やカスタム】

フツー(笑

こう言っちゃなんだけど、何を撮ってもいわゆる「デジタルカメラの画」が出てくる【04.鮮やカスタム】。そういうのが欲しいシチュエーションっていうのもある…よね?

…なんで順不同にした俺?

あとは一気に、ごちゃ混ぜでだだだーっと。

朝に夕に夜に、晴天も曇天も、屋内も屋外も撮りまくっていた約1ヶ月でした。

…おや? なんだか楽しそうな人たちの後ろ姿が。

というところで、今回は一旦ここまで。

次回更新は、この楽しそうなおふたりを交えてKFを振り回してきましたよという記事になる予定です。

今回のお供