有言実行
年始のブログにも書いたとおり、今年は中判フィルムに注力したい所存。
そのメイン機として考えていた『Zenza BRONICAS2』、やっとゲットしました!
キターー!!
— たけ (@Take9_tw) 2023年1月19日
重てえー!! #MNG pic.twitter.com/ajN8msNxBG
早速、試写ということでACROS100を詰めた次第。
まずは1stロール
とにかくまずは、1stロールの全カットをどうぞ。
1stロールの1stショットは、これにしようと決めていた。
Leica DⅢ、Super Ikontaと来て3度目の登場です。ご町内の松w
…スキャン時にちょっとネガが浮いてしまって、向かって左側がモヤッとしてしまった。
あとでスキャンし直さないとなんだけど、とにかくまず見てほしくてw
今回のベストショット候補その1。
地味〜なところなんだけど、向かって左端にある木のハイライトと影の具合をぜひ見てほしい。ベンチよりもそこにハッとしちゃったんだよね。
唐松は針葉樹だけど常緑樹じゃなくて、葉が落ちる。
細かい枝振りの1本1本を写し留めるNIKKOR-P.C 75mm F2.8。
ベストショット候補その2。
やっぱりハイライトがすごくいいと思う。KONIFLEX2よりカラッとしているというか。
開放&最短。
後光の部分からふわ〜っと溶けていくボケにうっとり。
スローシャッターの調子を確認したくて2カットほど屋内を。
1/30とF4だったかと。
逆光気味に斜めの光が入っていたので窓ガラス越しに撮ってみた。
LOOK&FEEL
(PYのレビューっぽく)。
フォルムとデザインは…惚れ惚れするばかりだね。
本当にずっしりと重くて、手にする度にインゴットでも持ってるような気分になる。
だけど、何というか…思ったよりも「冷たくない」。わかるかなー、この感じ。
エッジが立ちすぎてない、マイルドな曲線が入ったラインがいいのかな。張り革が黒じゃなくてグレーなのがいいのかもしれない。
PENTAX KFでも撮ってみた。
フィルムスキャン用のFAマクロ。
このロゴの丸々っとしたところも親しみやすい印象に一役買っているかもね。
ひとつひとつの操作感は、すこぶるいい。
何せカメラ本体がでっかいもんだから、ダイヤルやらレバーやらもみんなでっかい。
なのですごく操作しやすい。
今日なんか外は氷点下だったので手袋はめての撮影だったけど、もこもこ毛糸の手袋でも楽々操作できちゃうのはとても助かる。
あ、そうそう。氷点下と言えば今日撮影した時の気温はは-6℃だったんだけど…全然問題なく動作してくれて驚いた。
昭和の物作りニッポンすげー。
あとは、なんと言っても巻き上げレバーぐるぐる〜チャージまでの流れが、操作してて最高に盛り上がるんだよなぁ。
バルナックライカの巻き上げノブをスルスルやるのとはまた違う、
「さあー! 撮るぞー!」
っていう、勢いみたいなものまで一緒にチャージしてくれているような。
そして、ブロニカと言えば…と良く語られるデカいシャッター音とショック。
でもこれも嫌な大きさじゃなくて、
「はい、撮りました!」
っていう納得感や余韻がじんと手の中に残る感覚…すごくいい。
とりあえず、初回はこんなところで。
じっくりじっくり使い込んで、今後仲良くなっていきたい。
末永くお供にしていきたいと思わせる魅力が詰まったカメラだと思うんで、せめてモノクロぐらいはバンバン撮っていきたいなと決意も新たに、今年の中判ライフスタートです!