ブロニカが止まりません…
あんなにデカいのに。
あんなに重たいのに。
あんなに持ち歩きにくいのに。
止まらないんです、Zenza BRONICAで撮るのが…。
NIKKOR-H 50mm F3.5
今回は、ILFORD HP5+を装填。
さあ行くぜ。ぐるぐるぐる……ガシャン!
HP5+は、相変わらず現像するとシャドウがズドーンと落ちる。
でも、それがいい。
光源が無いか、フラットな時よりぐっと印象が強まると思う。
NIKKOR-P.C 75mm F2.8
ただ落ちるだけでなく、ギリギリまで粘ってくれる。
ARISTAより断然こっちのほうが好き。
手袋をしていても突き抜けてくる寒気の中で、じっと耐えてピントを見る。
体の真ん中で構える。
左手にのしかかってくる重み。
シャッターを切る。
グンッ! という反動が来るのを両手で包み込んで抑える。
瞬間、「撮った!」という満足感が全身を駆け巡る。
色々な意味での「手応え」を確かに感じさせてくれる。
ブロニカは、そういうカメラなんだと思える。
そう思えることが嬉しい。
そういうカメラ、そういうカメラで写し留めたネガと相対していると、現像後にも何か居住まいを正さねばというような気分になって……結果、柄にも無くブログの文章もポエティックになってしまう(笑
そして、最短の特訓は続く。
まさかこれ……ちょっと前ピンなんじゃないか? ん? んん〜!?(最後まで調子を保たせられない子)
今回のお供
1/1000も1/500も切ってみて、ちゃんと速度出てるのがわかったので今後はISO400もどんどん使っていこうかと。
つーか、どのフィルムもISO400のちょっと硬い感じが好きだな。