また増えてしまいました…
AE付きの安心ハーフでいいの無いかな。毎度66と645だけでリバーサルやってると死んでしまうw
— たけ (@Take9_tw) 2023年3月26日
1-2 fujica half AE露出
— ことら2009 (@kotora2009) 2023年3月26日
3-4 Canon demi マニアル露出
50年前のハーフカメラにAEで正確な露出は難しいです手動で露出が設定出来る機種だといろいろ対処できますよ
ちなみにこの2機種は絞りとシャッタースピードを手動で設定できます pic.twitter.com/ghrcmDirxp
— ことら2009 (@kotora2009) 2023年3月26日
…これか!?w https://t.co/m9r3rN0jEE
— たけ (@Take9_tw) 2023年3月26日
噂のデミEE17ちゃん見かけました〜 pic.twitter.com/UR4oneXKZq
— テヅクリ@ (@tedsukuri) 2023年3月29日
では一旦キープで! よろしくお願いします!
— たけ (@Take9_tw) 2023年3月29日
昨日テヅクリ(@tedsukuri )さんにキープしてもらった可愛いやつがもう届いた! pic.twitter.com/u0N9gREBwB
— たけ (@Take9_tw) 2023年3月30日
…経緯の説明、終了!!
Twitterというやつは、とても恐ろしいとてもありがたいツールですね。
はい来た
この丸みを帯びたラインが大変愛らしい、マニュアルとオートの切り替え可能なハーフカメラが新たに仲間入り。
調べたところによると、このCanon Demi EE17というカメラは、レンズ交換ができるOLYMPUS PEN-Fを別にすればハーフでは最も明るい30mm / F1.7のレンズを備えた当時としては最高級機とのこと。
キャノンカメラミュージアムにもはっきりと「最高級カメラ」と書いてある。
オートハーフやPEN EE2と比べて2段も明るいレンズを搭載している上、前述のとおりCDS露出計による自動露出とマニュアル露出を任意に切り替えられる優れもの。
更に更に、オート露出の時も手動で強制的に+2段まで露出を上げることができるという機能までついている。
例えばシャドウ側にメインの被写体が沈んでしまっているような撮影条件の時に、明るい空は飛ばしてしまってもいいからメインの被写体は拾いたい…なんて時に役に立つわけだ。
至れり尽くせり!
ね。良さそうじゃろ。
— たけ (@Take9_tw) 2023年3月30日
ファインダーの中に見える、距離指標のピクトグラム(?)、昔のカメラでたまに見るけどこれすごい可愛いよね。 pic.twitter.com/e0usV1byDQ
早速、補聴器なんかに使われる空気電池にアルミホイルを噛ませてみたところ、露出計の針は元気に動き出した。
普段バルナックはじめ露出計の無いフィルムカメラのお供に使っているTTArtisansブランドの露出計と比較しても出目はほぼ同じ。
ブライトフレームやファインダー下のかわいらしい距離指標のイラストもくっきり見えて良い感じ!
あとはシャッタースピードだけど、これは撮ってみないとわからない。
撮った
試写初日
いきなりポジやカラーネガはおっかなかったので、まずはミスってもダメージが少ない手巻きモノクロで。いつものAPX400。
これがまた、実に良く写ってくれるレンズで大満足なわけですよ。
オートハーフとPENのレンズはちょっとクモリが出ちゃっててフレアなんだけど、まぁハーフならいいかと使ってたところにこれ。
高速側は全然OKだったので、スローも見る。
こちらもまったく問題なし。
壁や柱の質感なんか、たかがハーフと侮れない、ちょっと唸ってしまうような描写でないの。
心配していた目測も、30mmの深い被写界深度とファインダー内の距離指標のおかげで恐るるに足らずだったね。
目測機の雄と言えばローライ35だけど、ローライほど突き放されていない、そっとアシストだけはしてくれる操作感は非常に良好。
しかも、ハーフ。
ばっちんばっちん撮れる。撮りまくれる。
試写なんだからさっさと現像したいのに、いくら撮っても終わらないw
試写2日目
1日ではまったく撮り終わらなかったので、翌日もとにかく持ち歩く。
…おや、何かイベントをやってるね。
僕のTwitter見てくださっている方はもうご存知かと思うのだけど、こちらのイベントについてはまた後日。
写真イベントのようですねー(笑
この、枝が落ちた木のディテールとか本当にハーフか? って感じ。
等倍でもそこそこ見られちゃうの凄いわぁ。
そして、ついに目測での開放・最短にチャレンジする時が来た。
薄暗いケーキ屋さんの店内。
写るのはバッチリ写るが…やはり開放・最短での目測は難しい。ガチピンは取れないなぁ。
修行します。
…難しいw
雰囲気重視でひとつ!
ケーキ屋さんのあとは、ヤギと戯れた。
試写3日目
まだ終わらないw
引き続き持ち出し。
隣の隣にある市にある公園に行った。
なぜか登り窯があったり、おしゃれなカフェ、雑貨店、日帰り温泉まである。
ようやくここで打ち止め(実際にはもっといっぱい撮ってる66カット)。
なぜか最後の4枚だけ妙にネガが濃くなって荒れている…なぜだろう。スキャン時の問題かもしれない。
ともかく、絞りオートでSSだけ適宜変更する形で1本撮ってみて、どのカットも問題なし。
押すだけ簡単なオートハーフやPEN EE2と違って、もう少し踏み込んで使えるハーフ機が手に入って大満足。
次はぜひポジを詰めたいんだけど……
フィルムを取り巻く状況は…依然厳しい…。
https://www.yodobashi.com/category/19055/34561/53213/53215/
ヨドバシ.comも軒並み販売休止になっちゃって…。
実際これにポジを詰めて撮れる日はいつになるやらですな。
今回のお供
良い買い物したなー。
Jカメでもヒットは1件。本当に良い出物に出会えたかも。
フォロワーさんの情報網に感謝!
露出計の電池はこれを使っている。C35使ってた時もこれ。
一般的にはLR44ボタン電池を使うのが安上がりなんだけど、本来使うべき1.35Vの水銀電池に対してLR44は1.5V。ちょっと電圧に差がある上、アルカリ電池なので突然へたる。
対し、このPR44は補聴器用なので長持ち&緩やかに落ちる。
そして公称の電圧が1.4Vと、水銀電池との誤差はわずか0.5V。
アルミホイルか何かで高さを稼いで通電させればまったく問題なく使えるのは、今回の写真を見てもらえればわかるかと。
フィルムはAPX400でした。
冒頭のDemi ee17の撮影はこの組み合わせで。