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【フィルム】Super Ikonta 531で撮る桜2023 with Lomography METROPOLIS考

 

 

METROPOLISと桜は面白いらしい

 

…そんな話をTwitterで目にしたので、じゃあ試すしかあるまいと思い立った4月某日。

 

 

面白かった。

 

 

きっと面白いだろうと思って、少しでも多く撮れるようにIkontaを選んだ。

正解〜。

 

 

 

 

…だが、ちょっと気になるのは、

「METOROPOLISって、こんな写りだっただろうか?」

ということ。

 

 

 

…いや、そんなわけないよな。

 

take9-htn.hateblo.jp

 

前にカメスズさんに頼んでデータ化したMETROPOLISの写真、これよ?

公式の作例写真も、↑の記事みたいな雰囲気だし。

 

 

あ、これはちょっと「らしい」雰囲気だな。

けど……全然違うよね。

 

 

スキャンは、いつものようにPENTAX KFにFA MACROをつけて下向きに三脚固定。

ネガを白色LEDの上に乗せて、レリーズケーブルで撮って…という、まぁごくありきたりな方法。

あ、せっかくの中判なんで4枚合成のリアルレゾリューション機能は使ってる。

取り込んだネガは、LightroomCCのプラグイン「Negativ lab Pro」に通してコンバート。

 

 

Negativ lab Proには、「WBをKodakに寄せる」とか「Noritsuの機械で取り込んだっぽく」とか、色々設定があるんだけど、その辺は全部切ってごく普通に、ナチュラルに変換したところ…こうなった。

 

 

…これはあれか?

実は元々、このぐらい素直な発色で爽やかなフィルムに作ってあるんだけど、Lomographyが現像やってくれるお店に対して、

「METROPOLISのネガ持ってきたお客さんには、こういう風に補正かけてください」

って指示を出すなり、レシピを提供するなりしているってことなんだろうか?

 

 

更に困るのは…いや、これは個人的には困っているというわけではないのだけど、

「Negativ lab Proから無補正で出した画がいい」

って感じるところ。

それもけっこう…いや、かなり?

 

 

確かにこう、Chrome系特有の「褪せ感」みたいなものはあるものの、全体的に優しい発色で爽やかな感じ。

天候の影響もあるかもしれないけれど、公式作例みたいな、

「これぞLomographyの変わり種フィルムでござい!」

っていうクドさを感じないというか。

 

 

桜の白が凄い引き立っているし、空の色味もこれはこれで。

単に軟調で眠いわけでもなく、締まるところはピッと締まっているし。

 

 

…わからん。

さっぱりわからん(笑

 

 

ご覧になった皆さんはどう思いましたか?

ぜひともご感想を聞かせていただきたいなぁと思うます。まる。

 

今回のお供

 

shop.lomography.com

 

長々書いたけど、改めて公式の作例見ると…あれ? こんなもんか?

リンク先、スケボーのお兄ちゃんとか、街のカットとか見ると…似たようなもの?

 

www.lomography.com

 

いやでも、ユーザーフォトの投稿コーナーを見る限り…やっぱりけっこうクドい変わり種だ。

緑の色かぶりがバーンと主張してるやつこそ、METROPOLISだと言わんばかりの。

…これは、いよいよわからん(笑