前回はこちら
5月に入り、いよいよ開催まで1ヶ月をきってまいりました『国産中判フィルム写真展』！
特設サイトもできて、準備のほうも大詰めを迎えている…のか！？
このようにDMも完成して、都内のカメラショップを中心に配布が始まっています。
行きつけのお店で見かけたら、ぜひお手に取っていただければ！
今回もDMのイラストとデザインは、うちのおかあちゃんにお願いしました。
…さすがやで、おかあちゃん。惚れ惚れするプロの仕事。…好き。
良かったらおかあちゃんのサイトも見てやってください。
イラスト、デザインのご依頼は随時お待ちしております！
ILFORD FP4 PLUS
もちろん、肝心の自分の写真もおろそかにはできないので撮りため＆セレクトも進めておりやす。今回はモノクロ。ILFORD FP4 PLUS。
いいフィルムだよねー、これも。
こちらの『こもろでフォトウォーク』に持参した際の写真になります。
…3台も持ってったのかよ。馬鹿だねー！
やっぱ、FP4は階調が凄くいいね。
これも一時期に比べてだいぶ値上がりしちゃったんで、なかなかメインに使おうって感じにはならないんだけど（KENTMERE PANが良すぎるという話もあるが）。
柔らかい中にも、きちっと筋が通っている。
ほんと、3月だってのに真冬の様相。
信州の高地はまぁみんなこんなもんですが。
これはけっこう、階調とコントラストのバランス良く撮れたかなー。
中判では広角扱いの50mm（ライカ判換算で28mm相当）を、SSの関係でキリッと絞るので、やっぱりシャープ。
でも、手前の藪はふわっとボケてるんだよねー。これが中判マジック。
お人形さんめぐりのメイン会場も広く撮れます。
さすがNIKKORの描写。
最大の欠点は……重くてデカいｗ
旧家の中庭。
斜光だからいい感じにまとまるかと思いきや…意外ときつかったか。
75mmとか100mm使ってたらまた違ったかもしれない。
今回、マイベストに推したいのはこちら。
かなり暗い室内で、ブロニカのあの強烈なシャッターショックを気合いで押さえ込む。
NIKKOR-H 50mmの開放F3.5でなんとか1/60を確保したんだと思う。
いやー、我ながらいいトーンだこれは…。展示候補！
同じ室内から、今度は外を。
これも手前の窓枠がいい前ボケ。
X70編でも撮った廊下を、ブロニカでも。
これも気合いの開放1/30。
質感は良い具合。もう少し明るく補正しても良かったか。
残雪と雲の階調と…松。
松林の中に住んでるってのもあるんだけど、なんか松って好きなんよね。
枝の細いところまで解像してるのを眺めてニヤニヤするのが好きなだけかもしれないｗ
ラストカットは旧北国街道で。
こういう街並みをフィルムで残しておくってのも、けっこう後々大事なことだったりするような、そうでもないような…。
ま、好きに撮るだけなんだけどね。
今回のお供
あ！ ついにAmazonからいつも貼っていた本体が無くなっている！！ｗ
…誰か買ったんだね。大事に使ってもらえるといいね。
このブログから買ってくれてたりしないかなぁ。
というわけで、今回は使ってないけどZENZANON 150mmを代わりに貼っておきます。
FP4…まぁ少し高くなったのはしゃあなし。
それでも安定的に買えるほうがよほど助かるよなー。
