任せて安心『カメラのロッコー』
ちょいと前に手に入れたこちら。RICOH 519 Deluxe。
独特のトリガー巻き上げの操作感にすっかりやられてしまい、是が非でも完璧に調整された状態で使いたくなってしまった僕。
こうなるともう財布の紐は用をなさない。
何も迷うことなく、
『カメラのロッコー』さんへGO! なのである。
とにかく、ロッコーのお父さんの職人魂に惚れ込んでしまっている僕。
何というか…ロッコーさんに修理やメンテを依頼すること自体が、僕にとっては一種の娯楽であり、エンターテインメントになってしまっている感があるw
実際にロッコーさんとお付き合いのある方ならわかっていただけるだろうが、修理依頼のメールを出すとすぐに小気味よい調子で返信があり、ワクワクしながら品物を送付すること数日…
この状態でも一応シャッターは動いています。しかし、羽根に油が付着しているので、今より気温が下がればほぼほぼ確実に固着します。この画像は見え易いように半開きにしてありますが、閉じた状態でも僅かに筋が分かります。そのような商品画像の個体は、同じ問題を抱えていて、 1/n https://t.co/A4BfV7XnzI
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2024年4月16日
待ってました! のロッコー劇場開演。
ビスが入っていない。やれやれ、何処から持ってきたものやら・・・・。 https://t.co/Ey1m7xa248
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2024年4月16日
私の大好きな自動車修理屋さんがyuotubeで、エンジンやパワートレインは他所から持ってこれるけれど、車体は持ち込まれたそれそのものを使うしかない、だから、中身より外身が大事、と言い切っている。カメラも同じで、付いてるビスは機種で違ったりする。外身を大事にしないと、付けを払うよ。 https://t.co/peaDahunmb
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2024年4月16日
整備中のMXL。羽根に僅かに汚れがあって、このままでも撮影できていたのだけど、触ってみると明らかに違和感がある。このグレードのレンズシャッターは、一通りOHした方がいいと思う。分解する手間は変わらないし、そもその作業に抵抗あるようなら、仕事を受けないほうがいい。 https://t.co/HsjXd6S31Y
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2024年4月17日
この独特の「ぼやき」とともに自分のカメラが整備されてゆく様を眺めるのが…また楽しい時間なんだなあ。
できた。 pic.twitter.com/5o4kZCMNaS
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2024年4月19日
あざーっす!!
今回もお世話になりましたー!!
パーフェクト519
…で、帰ってきたらもう整備の出す前とは完全に別物だから参っちゃうんよねー。
ロッコーのお父さんも常々仰ってるけど、
「とりあえず使える」
のと、
「正常に作動している」
って…天地の差があるんだよなー。
ロッコー仕上がりのカメラを手にする度に、つくづくそう思う。
やっぱりプロってスゲェよなぁ…。
懸案だった巻き上げの重さもね、もうなんつーの? ドラえもんのタイムふろしきでもかぶせたんか? と思っちゃう。
ぬるり、するり、しゅっしゅっ…とね。
職人の手で仕上げられた「生きた」機械を操作するのって…とにかく気持ちいいんだよ。
どこぞのジャンク箱で救出した、
「とりあえず使える」
カメラをお持ちの方、お気に入りの一台なら、ほんと一回整備出してみてほしい。
空巻き上げと空シャッターなんかで満足できるはずもなく、もうカラー突っ込むわけですよ。
こだまの森へ
5月、ゴールデンウィーク。
学校・保育園の無いお子様たちが、有り余る元気を持て余してお父さんお母さんを悩ませる、子育て世代にとっては地獄の連休…。
今年も、安く遊べて満足させられる放牧地を求めた結果…
木曽の山奥にある「信州やぶはら高原 こだまの森」というのを発見して、連行した。
完調のRICOH 519 Dx、真の初陣デス。
…いきなりブレたw
締まらないスタート。
いやいや、大丈夫。
完璧でしょう? 富岡光学製RIKENON 45mm F2.8!
噴水プールの水の写りとか、痺れちゃう。
45mmのこのちょうどいい距離感!
やっぱり40〜45mm帯の「なじむ感」は最高だね。
「半歩詰めれば50mm、一歩下がれば35mm」
万能ですよ。
こだまの森、放牧地としてのクオリティー非常に高いです。
とりあえず着替えさえあれば、1〜2時間は無料の噴水プールでの水遊びに遊具にで完全にほかっとけます。
こちらの謎の建物は後ほど。
ピース。
顔見えてないw
適当にレジャーシート敷いて、おやつと水分を置いておけば勝手に補給してまた出撃してってくれるしね。
加えて、夏場になれば本格的なプールもオープンするらしい。
…まぁ、何にも無くても、天気が良くて広い場所さえあれば、ずーっと走り回ってるけどね。
ここまで山奥だと車に惹かれる心配はほぼゼロだし。
けっこう高低差のあるスリリングな滑り台なんかもあったり。
一回滑ると、かなりの斜面を頑張って登らないといけないんだけど…ほんと、無限の体力で何往復もしとったよ。
ついて行くほうは息も絶え絶えだが。
で、こだまの森最大の目玉が…このランズボロー式巨大迷路。
30代後半〜の人は覚えているかもしれない。
バブルの頃に、日本中で「巨大迷路ブーム」が起きて、あっちこっちに似たようなのができては…バブルの終焉とともにはかなく消えていったことを。
ここは、日本でももう数少ない「正統派」巨大迷路が生き残っているのです。
1回500円。
この…数十年の風雪に耐えて、やれてしまった感がなんとも言えない。
もちろん家族全員で挑戦して……父はおとなげなく1位でゴールしましたw
迷路はね、必勝法があんのよ。
山ほどRPGクリアしてダンジョン潜ってきたお父さんが会得した極意は、現実でも通用する。
散々遊んで、あっという間に夕方近く。
もうすることねぇだろう…と思ったら、まだあった。
ボルダリングですってよ。
…きみら、本当にどうなってんのよその体力。
管理釣り場まである。
もちろん、釣った魚はその場で焼いて食える。
キャンプサイトにバンガローもあるから、泊まりで遊び倒せるのが素晴らしい(さすがに僕らは日帰りだけど)。
キャンプ…キャンプなぁ。
5人家族だとホテルの部屋取るのにも難儀するし…でけーテントに投資しちまうのも悪くないかなー。
そんな感じで一日中遊び倒し、最後は帰り道にあるその筋の人には有名な「食堂SS」で夕飯を食べたところで…フィルムも尽きた。
マニュアルのレンジファインダーなんか持ってって、まともにお子様たち追尾できるのかと不安だったけど…全然できてしまったねえ。
むしろ、絞ってゾーンだから下手なコンデジやスマホより速いかもね。
休憩中とか動かないときはじっくり合わせて開放で撮ったりしたけど…これまたいい写りでね。ちょっとプライベート写真すぎてブログには載せないけれども、富岡RIKENONは開けても絞っても最高でしたわ。
でも、それもこれも巻き上げも含めてファインダー調整だったりなんだり、素早く撮るための下準備とでも言うべき整備がきちんと行き届いていたからこそかな。
焦って巻き上げて、フィルム切れただのギア舐めて終わっただのは…悲しすぎるもんね。
大事な一瞬を撮りたいからこそ、完調のカメラ。
貴重なフィルムを楽しみたいからこそ、職人の整備。
これですわな。
RICOH 519 Deluxe…新たな相棒ができました。
…これやっぱ、Topconの出番減っちゃうなw
今回のお供
ようやく復活してくれたかと思ったら…またしても廃版のX-TRA400。
なんかもう…FUJIFILMさん…頼むよ〜。
残り少なくなってきちゃったなぁ。
こっちは…どうなんだろね?
今度とりあえず一回買ってみまする。