【妄想エテルナブリーチバイパス】
先日発売されましたFUJIFILMの最新機種、X-T4にまた新たなフィルムシミュレーションが追加されました。
その名も、『エテルナブリーチバイパス』。
X-T4に、このエテルナブリーチバイパスが搭載されることが発表されたその日、どんなフィルムシミュレーションになるんだろう…と妄想したセッティングをTwitterにアップしたのが以下のツイート。
結局、その後発表された実物とは(当然ながら)違うものだったのだけれど、このカスタム自体は個人的にだいぶ気に入って、ツイートのとおりに今も一軍です。
ということで、改めてレシピ。
フィルムシミュレーション 『Eterna』
グレイン・エフェクト OFF
カラークローム・エフェクト OFF
ホワイトバランス AUTO
ダイナミックレンジ AUTO
Dレンジ優先 OFF
ハイライトトーン +1
シャドウトーン +2
カラー -4
シャープネス +1
ノイズリダクション 0
カラーを思い切って最大まで(X-T30の設定において)抜いて彩度を下げ、シャドウを締めることでいわゆる「銀残し」的な効果を狙ったセッティング。
作例
まずはカスタム作成当時の物から。
使用レンズは、『FUJINON 55mmF2.2』です。
今回の記事用に、近所を散歩して新撮も行いました。
なんかそれっぽい撮影スポットを探してみる。
旧・近衛文麿別邸(市村記念館)へ。
本当はねー、ちょっとお金払うと中も見られるんですが、昨今のアレコレで休館中。外観や周辺は無料で見られます。
池とか、別に移築されてきた日本家屋とかもあって、散策すると楽しいです。
プロビアよりも更に柔らかく、優しい感じに光を取り込みつつ、ノスタルジックに仕上がるカスタムです。
後半の作例は晴天で撮影しましたが、前半は曇りの日でした。そういうフラットな条件でも、いい雰囲気に仕上がると思います。
ぜひお試しください。