Konica C35
FUJIFILM 業務用100
フィルム写真をやる方なら、一度は手に取ったことのある緑の簡易パッケージ「業務用100」。
例によって、今更僕などが語ることは何もない、庶民の味方「業務用100」。
1本1,000円もするような高価なフィルムを横目に、10本セットで買って小市民的精神を安定させたので、早速C35ちゃんに装填して撮ってきました。
…どうも最初の1枚は感光しちゃうのがお約束なんですかね? それとも、僕の個体だけの症状なんでしょうか。
ほんと、気をつけないと指が入っちゃいますね…。もうちょっと窮屈に右手の指を畳まないとダメかしら…。
出張で行く東京のスナップをしたい欲求あれど…ねぇ?
でも、新緑の季節になってきた軽井沢もいいものですよ。
時事ネタっぽく、『密』&『ソーシャルディスタンス』ということでひとつ。
町内の山側(地名としては上ノ原~千ヶ滝)にある別荘地&企業の保養所なんかが連なるエリアを散歩してみます。
カーブミラーのオレンジの出方…とても好み。
C35は基本的にピントだけ合わせたら、あとは絞りもシャッタースピードもオートのカメラ任せなので…なんとか背景ボケを見たいと思って、寄れる限界までバス停に寄ってみました。
ボケを活かして立体的に~みたいな撮り方をするカメラではないということを再確認しました(笑
こういう道の奥は、だいたい行き止まりになってまして、私有地ってパターンが多いんですな。
そこにね、アホみたいにでかい別荘が建ってたりするわけですよ。
我が町はそういう方々が納めてくださる固定資産税で回っております。ありがてぇありがてぇ。
おうちの中でスナップ。
ISO100 / F2.8でも日中なら緩くいい雰囲気で写るね。
最近、閉めておいたはずの鍵がなぜか開いていて買い物から帰るとドキッとすることが多かったんですが……犯人はお前か。
……外出てなさい。
冬の間は本当に殺風景になる庭も、だいぶ緑に包まれてきました。
草刈りをせねばと思うと割と憂鬱なわけですが…まぁこの緑のおかげで日差しが遮られ、夏もエアコンどころか扇風機も出さずにすむ生活なので文句は言えません。(ちなみに、夏場の電気代は月3,000~4,000円で収まります)
家の近所を散歩。
町内で大昔からある歯医者さん。
道ばたのツツジが満開。
曇り空にこの赤、映えます。
さっきのツツジを奥に見つつ、神社の境内にある公園へ。
全体の緑かぶりが雰囲気を作ってくれて、こういうのがフィルムの面白みのひとつかなとか思った1枚。
夏になると「ちびっこ奉納相撲」が行われる土俵。
今年は早々に中止が決まってしまって、大変残念。
別の日。お昼のおかずを買い出しに行く途中のスナップ。
…指ね、今回は結構主張してくるところに引っかけたね(笑
そして、撮りたかったツタの伸び具合にまったくピント来てないね…。
フィルムカウンターも最後だったので、野辺のアザミでフィニッシュ。
……と思ったら、もう1枚巻き上がった!?
不思議に思いつつシャッター切って現像に出したところ、前の1枚がちょろっとかぶって出てきました。
面白い。とても面白い。
今回の記事では21枚を掲載していますが、24枚撮りのフィルムで、感光したりかぶりが生じたりしたのも含めて実際には28枚撮影できました。
なんかちょっと得した気分。
業務用100、生産終了のアナウンスがあって、「まぁ時代だなぁ」なんて思った後にフィルムにはまるとは皮肉なものですが、在庫有る限りは今後も購入したいと思います。