
Konica C35 リターンズ
数年間に渡る「長期出張」に出ていた、Konica C35が手元に帰ってきました。
友人のモアイさんに差し上げた形になっていたんですが…モアイさんが完全にデジタルライカの人になられたので、返却いただいたものです。
過去記事を探ると、最初に登場するのはもう5年前!
なんやかんやと言いながら、まぁまぁ長くフィルムと付き合ってきてるようで。
Konica C35 × 夏の野辺山

そんなC35ですが、夏休みの終わりに野辺山高原に持ち出したフィルムを現像したので久しぶりにその実力を見ていこー。




いやまぁ、相変わらず良く斬れるアウトドア用の小さいナイフみたいな使い心地。
写る写る。
こんなに良く写るカメラだったかなーと思って、また過去記事漁ってみると、
自家現像始めた頃のやつがこれ。
この頃、まだコーヒー現像をしていた! …そうかー、ここから始めたんだったなー。
改めて見返すと現像も甘ければスキャンも甘い…ネガはゴミだらけ…ちょっと見られたもんじゃないw


そこから四年…。や、我ながら成長してるなぁw
あ、野辺山はこの夏でもまだまだ「コナン特需」続いてて劇場版の聖地としてひっきりなしに巡礼者が訪れてましたよ。すげえ。


巡礼者(我が家含む)の皆様のお目当てはもちろん…

これだ!
映画のクライマックスでも登場する、45メートル電波望遠鏡。

かなり遠景で撮ってもこの存在感。


近づけば大迫力。
すごいぞ天下の三菱電機! 財閥系の底力を感じる。


中くらいのやつもいっぱい建っているんだけど、これもなかなか味のある表情をしている。

雲の濃淡も良く拾ってくれて、やはりHEXIANONレンズは素晴らしい。

野辺山駅


日本で一番高いところにあるJR駅として有名な野辺山駅。
ここも当然コナン特需に沸いていた…。
コナンくんたち、どうも映画だと東京から新幹線で信州に来て佐久平駅に降りたので、そこからJR小海線で野辺山を目指したのかなと思っていたら…映画を見たお子様たちは、
「タクシーで行ってたよ」
と仰る。
さささ佐久平から野辺山まで…タクシー!!
地元民からすると、「そんな馬鹿なw」というツッコミどころなわけですが…まぁあいつらどいつもこいつも実家太いからな…庶民とは金銭感覚が違うんだろう。
なんなら、すべての経費は後で薗子が小遣いから出してくれててもおかしくねーしな。
滝沢牧場
聖地巡り後は近くの牧場へ

ベタにソフトクリーム食べて…



馬とか見て…



最後はアスレチックに放り出して、疲れさせる。
帰りは静かなドライブを楽しむために。さあ、遊べ。疲れ果てろ。…そして寝ろw
文字どおり放牧。
今回のお供
「人気」!
「女子」!
まぁなんかそーいう扱いになりがちな機種だよね。
実際、露出も絞りオートだし。
でもレンズはご覧のようにキレキレだし、一番楽しい「レンジファインダーで二重像を合わせる」というところだけに集中できるとも言える。
いや、ほんとコンセプトどおりの良い機械だよなあ。改めて。しみじみ。
