
もうひとつのTOMIOKA
以前の『国産中判フィルム写真展』記事の最後でご紹介した
#国産中判フィルム写真展 お越しいただいた、ことらさん(@kotora2009 )から、またしてもどえらい差し入れをいただきました‼️🫨
— たけ 【S2A】 (@Take9_tw) 2024年6月3日
ここ、これは…トトトト、トミオカ! トミオカ! ルサール〜!!(鳴き声) https://t.co/5cSOTLypJX pic.twitter.com/CV0Uo5L3um
今までまっったく視野に入っていなかったカメラなんだけど、使ってみてめちゃくちゃフィットしてビビる。大きさ・重さが絶妙。ストロークの短い巻き上げが大変小気味よい。手動リセットのカウンターが健気な仕事ぶりで可愛い。シャッターの反発感、良し。二重像にほんのり色がついてて合わせや(文字数 https://t.co/ghGM9Z4BLR
— たけ 【S2A】 (@Take9_tw) 2024年6月6日
こちらのいただき物「Taron35」に詰めていたモノクロを現像しました。
TOMIOKA LAUSAR 45mm F2.8:1日目
「〜だろうと思われる」じゃない、本物の富岡光学製レンズを搭載したTaron35ですが…これはなんて読むんですかね?
…「ラウサール」? 「ローサール」? ……いや、「ルサール」か!
本当のところはよう分からんのですが、とりあえずこのブログでは「ルサール」と呼ぶことにします。

ともかくね、もうぱっと写りを見て見ましょうということで。
こういう時に自家現像はいいっすよ。待たないでいい。
焼けの0枚目から…

パッとえらいのが出てきちゃいましたね。
これはまた絞ってキリキリっと写ってくれる良いレンズな予感がビンビンしてきやがりますね。木肌の感じとか、いかにもって感じがしますわね。



ちょっと一部モヤっとしちゃってるの…これ、最初は「光線漏れか?」「逆光のせいか?」と思ってたんですが…違います。
現像後に洗って干していたタンクを片付けていたら、リールにビニールテープの切れ端がくっついているのを発見してしまいまして…。
フィルムをスプールに止めるのに使ってたテープが紛れ込んでしまったのに気付かず、どうもそのまま現像しちゃっていたんじゃないかという…。

つまりこの白っぽい部分(上の写真だと左上隅)は、リールにくっついたテープが邪魔して現像液にちゃんと浸かっていなかったんじゃないかと推測されるわけで……。
……やっちまった!(涙目)

というわけで、凡ミスからのちょっと残念なネガになってしまったわけですが…やっちまったもんは仕方ないので、そのまま進行。
もやっと部分には目をつぶっていただいて、他で富岡の写りを楽しんでくださいませ。

富岡ルサールを搭載したTaron35ですが、まぁ発売当時としてはミドルクラス的な位置付けだったんですかね。
開放2.8はいいとして、SSについては1/300が最速という、現代の感覚からするとちょっと厳しいスペックになっております。
この1枚なんかはかなり明るいシチュエーションで、絞りは間違いなくF16の最小。そして、最高速で切ってるはずです。

昔のカメラの最高速なんて、基本信用できないものですが…1/300だとそれほど無理もしてないもんなのか、きっちり絞れば全然イケる感じです。
まぁKONIFLEXも1/300がマックスで、そこにKENTMERE PAN400入れて撮ってるんで…ネガなら何とでもなってしまう感はあります。大らかでいい。
絞るということは、距離合わせのゾーンが基本になるので、むしろスナップには向いているとも言える! と、無理やり擁護しておくw




とは言え、開けた時の写りも楽しみたいので…少しでも開けられるシチュエーションを探して、オールドカメラユーザーは暗がりへ暗がりへと分け入っていくわけですがw
お手軽開放スポットを探していつもの神社へGo!
手前の狛犬さんなんかは、ほどほど雰囲気のあるボケ感であります。

開放! といきたいところでしたが、多分F4ぐらいです。
でも、この質感と雰囲気が両立している感じはかなり好きな描写。
先日までF1.2の開放オンリーというボケボケの世界で生きていて、あれはあれで良かったんですが…やっぱり個人的にはこのぐらいの感じが一番美味しいと思います。
開放F値は3.5もあったら十分なんすよ。ええ、ええ。(※あくまで個人の見解です)



ビニールテープが祟っているのが返す返すも…ですが、このカットなんかもPCで処理しててだいぶうなった1枚。
褪せた杉板の木目が美しく写っててたまらんです。



この川の写真は、ようやく開放チャンスが来たやつかな。
1/100ぐらいだけどだいぶ流れてる感じがします。川だけに。


かなり明暗差がある状況でしたが、後処理なしでこのぐらいは拾ってくれるの…さすがは富岡というところ。


わあ、これはひどいな!
もうねー、自家現像の民…本当に気をつけようね。
テープ、ちゃんと回収したのを確認してから現像しましょうね…とほほ…。

TOMIOKA LAUSAR 45mm F2.8:2日目

ちょっと1回の散歩では撮り終わらなかったので、日をまたいで2日目。
前ボケ意識から再スタート。


この日は1日目以上に晴れて、かなり明るいシーンが多かった。
耐えられるか、1/300秒!?



逆光+現像ミス!


これは、ひどい手ブレ。
ちょっと雑にやりすぎだな。
モノクロ自家現像とは言え貴重なフィルムなので…ちゃんとしましょうね。

ちゃんと頑張りました!
ここも実際にはかなり明暗差あったところ、きちっと露出読んで素早く距離も合わせられた。
もう少し僕自身が左に立って、完全な日の丸構図にできていれば完璧だった…。
修行は続きます。

これは、『国産中判フィルム写真展』で展示したブロニカとVelvia100で撮った写真と同じ構図を意識した初夏モノクロバーション。




ここでフィルム切れ。
現像ミスは痛かったですが、Taron35と富岡ルサールのポテンシャルはきっちり感じてもらえたんじゃないかと。
本当に完全ノーマークの機種でしたけど、めっちゃ良いカメラだなと思いました。
これ、差し入れとしてタダでもらえるんだったら、3ヶ月に1回くらい写真展やってもいいんじゃないかな! …いや無理w
今回のお供
長巻FOMAPANももう7割ぐらい使ったかな…。
そろそろ次の長巻を検討したい。
ちょっと高いけどKENTMEREにしようかなぁ。なんかあれが使った中で一番好きな写りかも。
