ついに本領発揮?
前回、APS-C機であるFUJIFILM X-T30に装着して換算43mmスナップに使ったsmcTakumar 1:3.5/28を、フルサイズのSIGMA fpに装着!
※2021/02/04修正 どうもレンズ名はsmcTakumarではなく、SuperTakumar 1:3.5/28のようです…タイトルを修正しました。タクマーの種類は…ようわからん!w
子供たちを保育園に送り届けた後、朝の散歩に持ち出しました。
本来の28mm画角として使うことで、いよいよ気分はGR……か?
早速撮り歩いてみる。
今回も基本的に「ほぼ」撮って出しです。
水平だけ整えてます。あと、一部はクロップしたりもしてますが色味やトーンはそのままです。
ティール&オレンジ
残雪のシャドウにティールがバーン。
一発でそれとわかる写真に。fpの代名詞って感じですね。
この空のグラデーションは、グッときました。
ポツンと浮いた雲に、木立のてっぺんあたりが白んでいる感じもいい…。
この辺は、ちょーっと強めにかかりすぎる気もします。
セッティングとしては±0よりも、-2ぐらいにしておいたほうがいいのかな…。
まぁこの季節、僕の町は全体的に茶色っぽいので(笑)、より効果が強調されてしまうというのもありそうです。
ランドスケープ
もう少しナチュラルな感じも欲しくなって、カラーモードをランドスケープに切り替え。
……いい。
これぞ田舎の風景スナップ。
5.6まで絞ればもう今のレンズと遜色ないよね。コントラスト弱いところも、fpのカラーモードが強力に補ってくれます。
カラーモードをナチュラルにするか、いっそOFFにしちゃえば素の味も楽しめて一石二鳥と言えるのではなかろうかと。
21:9ばかりなのもなんなので、最後に普通の3:2も。
どっちもいいです。これもう、その時の気分だなw
シネマ
続いて、シネマ。
開放にして古い映画の感じを…と思ったんですが、これはちょっと個人的にはあんまり好みのモードじゃない……かな。
ちょっと黄色過ぎない?
もしかしたら、このレンズがいわゆるアトムレンズで少し黄変しているのでは? とも考えて、あとで45mmDGDNでも使ってみたら同じような感じだったので、これはこういうもんなんでしょうね。
こういうの好きって人も、もちろんいらっしゃると思います。
公式サイトで社長さんのインタビューに使われてる写真、これシネマだと思うんだけど、これは良い感じに見える…。違うのかな?
場所とか時間帯でも変わってくるんだろーか? この辺は今後、要研究ということで。
スタンダード
個人的にイマイチなセッティングで締めるのもなんなので、今日の最後はスタンダードで終わりたいと思います。
……ぶっちゃけ、ランドスケープとの違いがよくわかりません!
んん~?
普通は「風景モード」みたいなヤツのほうがコントラスト強くしてシャープに仕上げたりするけど…なんか若干、スタンダードのほうがコントラスト強いような? シャープかかってるような?
……わかんないw
背面液晶と28mmは撮りやすい
1時間ほど撮り歩いて思ったのは、28mmと背面液晶はほんと撮りやすいなと。
目から40~50cmぐらい離して、かるーく肘が曲がるぐらいのポジションでスッと構えてパッと撮る。
iPhoneの画角が28mmなんで、もうまんまそれ。
気になる。撮る。気になる。撮る…この軽快さ。
でも撮れる写真はフルサイズの高画質。
もう一本だけ、55mmや105mmをポーチにぶら下げて、気分や目線を変えてゆっくりピント合わせを楽しむこともできる。
そんなん、楽しくないわけがない。
なので、少しの間DfもX-T30もお休みかな(笑
どうせすぐにDfのシャッターフィールとOVF、フジのフィルムシミュレーションが恋しくなるので、それまでfpで遊ぶ毎日になりそうです。
というわけで、次回は残りのカラーモードの作例を載せていきたいと思うので、気が向いたら見に来てくださいませ。
今回は28mmオンリーだったけど、出張なんかの時はこれに一本だけ交換レンズを入れて、付属のカラビナで腰にぶら下げてます。
タクマー系ならこのサイズでなんでも入ります。
DGDNとオールドを何かでもいいかもしんない…いや、いいぞそれは。今度やろうw