城下町・松本を歩く
松本はちょくちょく行くのですよね。
郊外に出てしまうと、まぁ何の変哲も無い田舎町なんですが、やはり松本城下近辺は歩いていて楽しいスポットがいっぱいあります。
と言っても、乳幼児3人を抱えてでは、結局のところイオンモール行っておしまいになってしまうことがほとんどで、じっくり散策できるチャンスはなかなか…。
そんな折、昨年の11月頃に上ふたりを祖父母が預かってくれて、一番下の娘しか家にいないという千載一遇の機会があったので、これ幸いと久々の松本散策を楽しんだ時の記録をどうぞ。
あがたの森通り
まずはイオンの駐車場に車を止めて、あがたの森通りへ。
JR松本駅へまっすぐ続く、メインストリート。
世界的なアーティスト、草間彌生の作品を多く展示する松本市美術館やら、小澤征爾が主催するセイジ・オザワ松本フェスティバルのメインホールとなる松本市民芸術館なんかが並んでおり、芸術の街・松本の象徴ですな。
なんでもいいけど、草間彌生も小澤征爾も名前の字が難しいんだよ。
あ、ちなみにフィルムはKodak ColorPlus200。
JR松本駅
しかし、そういったアートの殿堂には目もくれず(笑 探検隊一行は、一路JR松本駅に向かってひた走るのであった。
お目当ては、駅ビルの中にあるチョコレート専門店のチョコパフェ。
かみさんが、
「食べたい食べたい食べたい……」
と、ひたすら耳元で唱え続けるので…。育児のフラストレーション発散には甘味。これ鉄板。
パフェはこちら。寄れるX70で。
季節限定のマロンチョコ(1〜2枚目)、濃厚でうまかった。
パフェを堪能したあとは、下の娘を歩かせつつ親も腹ごなしということで駅をぷらぷら。
夕暮れ時+駅の情景が、またフィルムに合う。
公園通り〜善光寺通り
駅を出て、松本城へと続くもう一本のメインストリートである善光寺通り方面へ。
途中、PARCOなんかがあってこの辺が商業の中心地。
クリスマスツリーが飾ってあったり、商戦真っ最中って感じ。
せっかくなので、クリスマスに飲もうとシードルなんかを買ってみたり。
中町通り
最後は、城下町松本の代名詞とも言える中町通りを歩いて戻る。
何度も歩いている道だけど、ここともう一本北にある縄手通りは本当に雰囲気も風情も最高で、通りすべてがフォトスポットって感じなので、信州に訪れることがあればぜひ!
ただまあ、僕ら的にはもう城と同じく割と見飽きている(笑
なので、特に店ものぞかずにサクサク歩くんだけど…何度通ってもレンズは向けたくなるのだった…。
終点 イオンモール駐車場(笑
夕焼けきれいなー。
歩いて、写真撮って、パフェ食って、シードル買っただけの約2時間の散歩。
このためだけに、車で1時間半かけて数十キロ走ってくるってのは、あんまり大都市圏に住んでる人には理解しがたいかも…。
でも、田舎住んでると「車で1時間までは近所」みたいな感覚になってきて、特に何も苦にならないんだよなーっていうのは、地方にお住まいの方には共感してもらえる?
…さて、夕飯がてら温泉入って帰りますかね。
今回のお供
HERIOSやMIRと並ぶロシアンオールドレンズの雄、Industar50。
開放だと周辺がぼやんぼやんになる面白さと、絞ればキリリのテッサータイプらしさを味わえる。あと、すげー小さくてコンパクト。それに安い。
今回は、本来はY/CマウントであるYashica FX3 SUPER2000にM42への変換リングを噛ませて使用。プラボディのSUPER2000との組み合わせは、軽い。素晴らしく軽い。
実絞り測光になっちゃうので、F8とかF11だとファインダーがすげー暗いのが玉に瑕…。
ロシアなぁ…。
あんまり政治的なことやらにはこのブログでは触れたくないけど、早いところ平和になってほしいね。
ともかく、ロシアンレンズには罪は無い。「平和」を意味するMIRを使って平和を訴えようみたいなアクションをTwitterで見たけど、僕はIndustarでひとつ。
値上げ前に多めに買っておいたけど、気付けばあと5本くらい…。
最初は、パッケージ同様にすげー黄色い写真になるなぁとやや苦手意識を持っていたんだけど、今はなんだかこの黄色さが出てこないと落ち着かないように(笑