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【PENTAX】限界と現役の間

揺れ動くK-S2

K-S2の調子が悪い…。

元々ジャンク一歩手前の並品を格安で購入したものだけど、かなりガタが来ている感じをこの2ヶ月くらいの間ひしひしと感じる。

まず、露出。

元々アテにならなかったAvモードでの露出は、今やもう完全に用をなしてしない。常にオーバー。とんでもなくオーバー。機械に任せておくと常に写真は真っ白だ。

続いて、絞り。いわゆる「黒死病」。

レンズ交換したり、一度電源を切って入れ直した後の最初の1枚はまず100%真っ黒だ。

2枚目以降は何かを思いだしたように絞りが開いて元に戻る。

これはもうアレだ、世間一般で言うところの「故障している」状態だよな…と思う。

 

ところが、マニュアルで使う分には……これなのよ。

なんの問題も無いのね。

それどころか、ちゃんと自分で露出を制御してやると今まで以上に写真が締まっているような気さえする。困った…。

カスタムイメージのセッティングもすこぶるいい。

タクマー専用と割り切る?

どうせマニュアルでしか使わないのなら、いっそお爺ちゃんのタクマーたち専用機にしてしまうのはどうか?

SuperTakumar 55mmF1.8

出張に持って行ったところ、これが実にいい仕事だったり。

カスタムイメージ追い込んでの撮って出しで、こんなのがポイポイ出てきちゃう。

SR(手ぶれ補正)もばりばり効いて、夜も全然OK。

ピントが甘いのは、単に僕の腕が悪いからだ。ほっとけよ。

…ただし、露出は機械に任せておくとお話にならない。

なので、

デジタルなのにフィルムカメラ用の単体露出計を乗っけて使うという、

「テクノロジーとは何か?」

を問いかけたくなるような実に馬鹿馬鹿しい見た目になっちゃう…。つまり、今のお前は露出に関して言えばOM-1N以下だ。わかってんのか? そこんところ。

SMC Takumar 28mm F3.5

そんなおマヌケな状態でも、乗っけた露出計に合わせればこれ…。

こうで、

こうで、

こうなわけだ。

大変、大変タチが悪い!

捨てられない、踏ん切れない。

というわけで、半故障状態の限界カメラだと言うのになんだか思い切って買い換えるという選択もできずにしばらくモヤモヤしている日々なのよね。

HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited

現行のレンズでも、最初の1枚を空撃ちしてから撮れば、とりあえずまだ問題ないしさ。

…クリアだよねぇ。

くそお、我ながらいいカスタムだよ!

雅も、里び(DCU5経由)も、ほのかも、好みすぎてうっとりしちゃうよw

どうしたらいいんだ!

どうせ買い換えるんだったら、K-3 MarkⅢにしたい気持ちもある。

里びもいちいちDCU5通さなくて良くなるし。

でも、お店で試し撮りとかすると画像処理エンジンが新しくなっているせいなのか、同じカスタムでもなんか画が違う気がするんだよ…。

…お安く済ませるならこっち?

そうね、K-S2ではできないシャドウとハイライトの調整もカメラ内でできるしね。いいと思う。でもなー……

男子のオモチャとしてときめくデザインは、やっぱこれが一番なんだよなー。

ほどほどにシュッと直線的で、ほどほどにチープ。

K70とK3Ⅲはグリップが主張しすぎてるし、KPはかかりが悪すぎる。

やっぱお前しかいねぇよぉ…。もう修理できないんだからさぁ、壊れないでくれよぉ…。

今回のお供

ボディは省略

Pentax M42 Super Takumar 28mm F3.5

Pentax M42 Super Takumar 28mm F3.5

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