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Photography + Novice = PhoNovice 初心忘るべからず

【フィルム】OM-1N , F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 × Kodak ColorPlus200

 

 

OM-1Nを整備に出した

 

巻き上げがちょっと怪しい感じになってきたのと、前々からファインダーに混入したゴミが多いのが気になっていたOM-1N。

義父からのもらい物だが、もの凄くコンパクトで(なんとボディだけならバルナックライカとほぼ同じ大きさだ)、操作感もシャッターフィールも気に入っていることもあり、ここいらでひとつしっかり調整するかということでオーバーホールに出した。

それが昨年末のことで、2月に整備終わりで戻ってきた。

 

焼け0枚目

 

 

使用期限当日のColorPlus

 

試写1日目

 

戻ってきたからには試写せねばなるまいということで、手元にあった最後のColorPlus200を詰めた。

偶然だけど、なんとその使用期限が詰めた当日。

 

 

そしたら、1号が町のイベントで工作教室に行くという。

保護者は同席しちゃいけないというので(ちゃんと子供の手だけで完成させようという趣旨)、じゃあお願いしますと1号を公民館に預けて父はブラブラすることに。

 

 

 

 

レンズは、This is キットレンズという趣きのど定番、F.ZUIKO 50/1.8をチョイス。

一応このレンズもボディと一緒に送っていて、「クモリが強い」という診断を受けていた。

ただ、個人的にはそんなに気になっていなかったので、緩んでいた絞り環だけサービスで調整してくれると言うので、それだけ頼んでそのまま戻してもらった。

 

 

 

 

…で、どう? 曇ってる??

ハイライトが若干フワっとしてるかな…という気もするけど、スッキリきれいに写ってると思うんだけどな。

 

 

 

 

特に面白みも無い普通のレンズだよね。

でも、それがいいんだな。素晴らしい安心感と安定感だと思う。

普通っていうのは、偉大だよ。

 

 

まぁね、時にはこんなゴーストが派手に出るけどね。ご愛敬。

それでも、手前の松や山門の影なんかはコントラストも落ちずに残っている。偉い。

OLYMPUSのレンズって…なんて言うか、凄い真面目だよなと思う。

Nikonの若干職人気質が行き過ぎている感じの真面目さともちょっと違って、公務員的な真面目さって言うのかな。

「は! こちらをお撮りになるのですね。では、しっかり写させていただきます!」

みたいな。わかる? わかんねーよ(笑

 

 

 

 

ボケもいいよね。すごく。

やっぱり真面目に、悪目立ちしない。なだらかーに、自然にー。

 

 

 

 

 

光の捉え方も、優しげで。

とにかく良い意味で尖った所が何も無いんだよね。

もしこれがクモリのせいで、この個体だけの特徴なんだとしたら、そのままにしておいてもらって良かったなとすら思うね。

 

 

うーっすら、八ヶ岳

 

 

 

公民館を中心に歩き回って、約1時間。

そろそろ工作教室も終わりなので迎えに行く。

 

 

 

最後の時間調整で、公民館の中で2枚撮ったんだけど、すごくいい仕上がりになった。

これはいつも頼んでいる藤岡フォトサービスさんの腕がいいんだと思うわ。

なぜかTwitterでは屋号じゃなくて個人名で現像引き受けているんだよな(笑

しかも、普通のメアドや電話番号の記載が無いので、TwitterアカウントにリプかDM飛ばしてまず郵送先を教えてもらうことから始まるという…なかなかコミュ障にはハードル高い営業スタイルでやられているんだけど、一度頼んでしまえばびっくりするぐらい安いのと仕上がりの良さに驚く。

最近ちょっと値上げされたとのこと。…が、それでもフィルム1本につき現像と600万画素のデータ化で500円ってのは、驚異的な安さ。

しかもスキャンデータはデータ便でネット受け取り可能。

とどめに、PayPayの送金機能で代金支払いOKなのが便利すぎてもう…。

 

twitter.com

 

人気出過ぎて変に混んじゃうのもなんか嫌だなと思わなくもないんだけど…長く続けていただくには儲かったほうがいいに決まってるので、Twitterのリンクだけ貼っておくよ(笑

 

試写2日目

 

…ちょっと脱線してしまったね。

引き続き、試写2日目。つまり期限切れ数日ってとこ。

 

 

 

家族で歩いて買い物に行った。

…終わりw

 

試写3日目

 

期限切れ1週間と少し。

 

 

 

 

 

 

かあちゃんと、ちょっといいカフェでお昼ご飯食べてからお使いして帰った。

…終わりw

 

今回のお供

 

 

一眼レフにありがちな大仰なシャッターフィールじゃないところが素晴らしい。

字に起こすと「スツン…」とでもいうのかな。

レンジファインダーと普通の一眼レフのちょうど中間ぐらいの、すごい上品な…だけど手応えはしっかり伝わってくるっていうね。

このシャッターフィールを体感するだけでも使ってみる価値あると思う。

あとやっぱり、小さいのは正義だよほんと。

 

 

真面目。とにかく真面目に、そのままを正しく写す。

漫画に出てくる学級委員長みたいなレンズだな。

 

 

もはや価格については嘆いても始まらないので言うまい。

好みなら買う。撮り続けたければ買う。それしかない。

…藤岡フォトサービス、安いから。

有名な桜カメラさんとか、フラッシュさんよりも安いの信じられる? 技術はもう説明せずともOKでしょ。ここで何とか帳尻合わせてw