「こも写部」フォトウォークに参加してきました
以前からX(Twitter)で交流のある、シオカワコウタロウさんが主催されている写真愛好サークル(…でいいのか?)「こも写部」のフォトウォークがあるというので参加してきました。
【一緒にフォトウォーク、しませんか】
— こも写部 (@komoshabu) 2024年2月29日
毎年この時期には
北国街道小諸宿の町屋に
古雛やつるし雛などが並びます。
みんなでカメラ片手に
街道のまちなみを楽しみましょう!
開催日:3/9(土)
開催時間:10〜15時(予定)
参加申込:DMでご連絡ください#小諸 #こも写部#こもろでフォトウォーク pic.twitter.com/SiJYCs1ZwE
そろそろ、国産中判フィルム写真展に向けて出展候補も増やしていきたいところなのと、ご近所同士ここで良い交流ができればなということで、
「すんません…家族全員で参加しても大丈夫ですか?」
とお願いしたところ、快く迎え入れていただきました。どうもありがとうございます。
まずはデジタル編で
投入機材はストリートスナップということで、
- ZenzaBRONICA S2 & NIKKOR-H 50mm F3.5の『これは事実上GRセット』
- Leica ⅢC & Industor 50mm F3.5の『尻から出てくる呉越同舟セット』
- FUJIFILM X70
の3台体制。
…最近、2台でも3台でも凄いスムーズに取っ替え引っ替え機材チェンジできるようになってきて、レベルアップなんだか末期症状なんだか…とにかく、ええ、気にしなくなってきた!
とりあえずブロニカ・ライカは現像せにゃならんので、まず第一弾としてX70編を。
駐車場に車を置いて、集合場所まで徒歩で移動。
この日は天気は大変良いものの、風がビュービューで…車降りた3分後には3号が「もうお散歩やめる」とか言いだし波乱の幕開けw
いや、と言うかまだ始まってない。
でも、シオカワさんたちと合流した頃には自分用のカメラで好き勝手にバシャバシャやって、きゃーきゃー騒いでいたので、子供なんてそんなもんか。
シオカワさんはM10-Pにズミルックスか…。本気の写真撮りや…。
小諸城址
そんなこんなで、とにかくフォトウォーク始まりまして、参加者の皆様とまずは小諸城址へ。
小諸駅近辺ってスーパーとか病院なんかがある大通りくらいしかちゃんと歩いたことなかったんだけど、一本脇にそれるとめちゃめちゃ面白いのな。
信州に引っ越してきてもう7年? 8年? …まだまだ全然知らないところばかりだぜ。
お人形めぐり
小諸城址(大手門跡)を後にして次に向かったのは、今回のメインスポットである「旧北国街道お人形めぐり」。
お人形、どーん!
「お人形めぐり」は旧北国街道沿いの古い街並みを保全していらっしゃる小諸市民の皆様が、毎年行っているイベント。
趣のある建物の中や道端のショーウィンドウに、古いのから新しいのから、地元の保育園・幼稚園の子たちが作った可愛いのまで、たくさんのひな人形を並べて観光客に楽しんでもらおうというもの。
我が家の2号、3号はやっぱり女の子ちうのもあって、色とりどりのひな人形に興味津々。
うむ、連れてきて良かった。
屋内は、ブロニカもライカも話にならんので、X70の独擅場だね。
ProviaとProNeg.Hiを切り替えての撮り比べとかしちゃったりして。最近は、あんまこういうのやってなかったな。
わーお、ピンク電話! しかもまだ現役!
2号に「……これ何?」と聞かれることに隔世の感有り。
本当にもうどこを見てもお人形! お花! ピンク! 赤! カラフル!
3号ちゃんも、シャッターを切る手が止まりませんな。
…が、さすがにお人形ばかりだと疲れてくるので箸休めw
子供たちは一切見向きもしないが、おとうさん的にはこういうのがたまりません。
磨き上げられた床の照り返しが美しい。
地元の生産者の方が持ち寄った品々の直売コーナーなんかもあったり。
昭和感漂う電卓。
なんかのトレイ。
…はい、いよいよどうでもいい写真撮りにエンジンかかってきました。
脱穀機のハンドル…だった物。
いいよー。すごくどうでもいいよー。どうでもいいのサイコー。
元々銀行だったという呉服店にて。
銀行時代に使われていた巨大なガラス製飾り窓の一部を持たせてもらう1号。
参加者のおひとりが持っていらしたX-E4と…これは、Utulensか!
シューッと直線的でめちゃカッコいいE4にUtulens…この組み合わせはいいね。
…今回ねー、どうしても子供から目を離せないことが多かったんで、こういうフォトウォーク会ならではの写真が全然撮れなかったのだけが心残り。
Utulensはね…面白いぞ?
昼食
1時間半ぐらいは撮り歩いてさすがに体が冷え切ってきたので、小諸の名店「やまさだ」にて中華そばをいただく。
正統派のザ・中華そば!
沁みる。しみじみ沁みる。
旧北国街道歩き〜つたや骨董店
ラーメン食べたところで、さすがに2号と3号は体力の限界だったので、おかあちゃんと共に先に離脱してもらう。
1号はまだまだ行けると言うので、町歩き続行。
屋外についてはだいぶフィルム任せだったんで、次回以降のお楽しみ。
いい街並み残ってますわ、小諸。
…そんな中、ふらっと立ち寄った骨董店。
ここはかつて高浜虚子が宿泊したことでも知られる古ーい旅館を再利用した場所なんだけど…そこのご主人が、なんかごついカメラ抱えた集団が来たってんですごいサービスしてくれまして。普段は公開していない、旅館の内部見学ミニツアーという流れに。
かつての客間を店舗として何軒かのお店に貸し出してるってことなんだけど(整体のお店があるね)、その更に奥、非公開エリアに足を踏み入れる一行。
これはテンション上がる。
あんまいい言い方じゃないけど、「集団の力」を感じるw こういうのは、フォトウォークならではだな!
やばいでしょ、この雑然とした廃屋一歩手前の「狭間の世界」感。
1号も初めて見る物ばかりの異空間に好奇心を刺激されまくりの様子だった。
そしてこちらが、元旅館エリアの最奥・高浜虚子が宿泊したというお部屋。
…暗いw
今後公開するかどうしようか考えていらっしゃるということで、今回は障子もカーテンも閉じられており、撮れるのはわずかに光の差し込む窓辺近辺のみだったんだけど、
それがまた、良い雰囲気だったわけでございまして。
いやー、良い物見られましたなー。
光岳寺
最後は、旧北国街道(本町通り)の突き当たりにある古刹「光岳寺」へ。
元小諸城の足柄門を移築して、寺の山門に使っているらしい。
我々親子の帰りの電車の時間もあったので、駆け足参拝って感じになっちゃってすみませんでした…。
小諸駅
シオカワさん他、参加者の皆様とは小諸駅前でお別れ。
1号とふたりでしなの鉄道に揺られて帰ることに(車はおかあちゃんが運転して先に帰っちゃったのでw)。
…お、緑とオレンジの115系じゃないですか。
うん、115系と言えばデスね…
実は僕、この115系を運行する「しなの鉄道株式会社」が全面協力して制作された、しなの鉄道沿線を舞台にしました音声ドラマの脚本を、合同会社マルジナリア『最ハテ』レーベル様からのご依頼で書かせていただいておりまして!
ただいま、ダウンロード版もCD版も絶賛発売中でございます! よろしくお願いいたします!
わーお、最後にまさかの宣伝ぶっ込み!
そんなわけで、以上、#こもろでフォトウォーク のデジタルX70編でした。
シオカワさん、こも写部の皆さん、参加者の皆さん、今回は本当に楽しいフォトウォークに参加させていただきまして、改めてありがとうございました。
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次回はフィルム会やりましょう! フィルム会!
だってフィルムカメラ持ってきてたの僕だけだったんだもん。
フィルムカメラと、あとモノクロフィルムだったら僕が提供して現像までやりますんで! ぜひ!w
今回のお供