前回はこちら
135フィルム編
前回は、デジタルのX70編だったので、今回はフィルム編を。
135はLeicaⅢCとIndustar-10 50/3.5の『尻から出てくる呉越同舟セット』を持参。
…しかし、135って言うべきか35mmって言うべきかいまだによくわからんのよねw
中判も「ブローニー」って言ったり「120」って言ったり…。まぁいいんだけど。
とにかく、この組み合わせの顛末については、
ぜひこちらの記事も。
磨き込まれたバルナックライカが、尻からスッと出てくる。これがポイントなのよ。
自己満足!
フィルム装填後の空撃ち1枚目が普通に撮れているという、よくあるパターンw
フィルムはFOMAPAN100。
はい、ちゃんと写ってる! 行ってみよ!
小諸駅近辺
いい天気です。
…ちょっと右側怪しいな。高速は幕速狂ってきてるかも。
そろそろ一度、浅草の早田さんに持ち込まないといかんかもね。なんつーても永久無料保証なわけだし、積極的にw
寒々しい冬の駅前に(3月は全然冬です!)彩りを添えようと、駅前の広場には布製の造花がたくさん飾られている。
こういうのも、有志の人たちが少しずつ準備してるんだろうね。頭下がるね。
「お花きれいなー」
今回、いつもコントラストを付けすぎてしまうきらいがあるので(静止現像は、コントラストが高く見えるという傾向もある)、多少眠くても階調重視でのスキャンに切り替えてみた。
これなんか、けっこういい感じでは?
小諸城址
当然ですが、ルートはX70編と同じです。
まずは小諸城址・大手門跡を。
残雪の照り返しに、建物の陰にとけっこう明暗差キツい場面多かったけど、激安Industar-10、かなり粘ります。
フレアはご愛敬。むしろノンコートでこれなら優秀な部類では?
ほんと、旧ソ連製の玉にしろ機械にしろ、
「古い物のほうが、体制末期の物よりも出来が良い」
ってのは…皮肉な話だよなぁ。
旧北国街道〜お人形めぐり
ちょいちょい道端をやりつつ、旧北国街道のお人形めぐり会場へ。
ちょっと自然光が入れば、なんとか撮れるもの。
「フェルメールライン」だったかな?
これ勉強して覚えておいたの良かった。
余談だけど、↑のサイトのフィルム撮影に関する記事は、フィルムでスナップされる方はぜひ一読をお勧め。
「フェルメールライン」もだけど、基本の「感度分の16」とか、「第一日陰」についての解説を頭に入れておくと、もう街撮りで露出計出してマゴマゴすること無くなります。
特に「第一日陰」。これ覚えたことで、よっぽどわからない光の時以外は露出計(アプリ)取り出さなくなりました。
展示されていた着物と、参加者のおふたり。
この写真の壁、ひさしで陰になっている部分…これがさっきの「第一日陰」ね。
晴天時にISO100フィルムなので、基本をF8の1/250と置いて、ここから絞りかSSで二段落とすと第一日陰の露出。
やや前ボケ欲しいと思い、F5.6で一段、SSを1/125でもう一段。奥の方がお持ちのカメラで距離計合わせてバチン。
完璧ですよ。
これも井戸跡の手前を「第一日陰」として露出決定。
こっちは、空を飛ばしたくなかったので明るい壁面で基準の露出。狙い通り。
ほんと、自由自在です。
なんでも慣れだな、ほんとにw
放映から今年で10年。
どこまでも「あの夏」を擦っていく小諸市のスタイル…嫌いじゃないw
広場から浅間を臨む。
旧北国街道・本町通り
ここからは、昼食後におかあちゃんたちが離脱した後のスナップ。
第一日陰!
第一日陰!
基準のF8!
基準のF8!
…うわははは! もはや露出計算恐るるに足らず! いずれは距離も極めてGRより速く撮れるようになってやるぜ!
…とか調子にのっていると、こんな風に操作が疎かになってピントが迷子の写真を量産する羽目になるのでご注意。(1枚前のやつも非常に怪しいよねw)
ちゃんとやれば…ちゃんと撮れる。
ちゃんとやらなきゃ…ちゃんと撮れない。
でも、やるもやらないも自分次第。自由。
これが古いフィルムカメラで撮るときの面白さのひとつだよなーとか、わかった風なことを言ってみたり。
前回も紹介した骨董品屋さんの前でフィルムが尽きて、おまけの0.5枚。
尻ポケ呉越同舟セットの軽快さを存分に楽しんだスナップでしたん。
…いやしかし、それならレンズ畳んでしっかりガードしながら持ち運べるContessaを使え…とは言ってはイケナイ。
今回のお供
Amazonだと革ケースぐらいしか無いねw
早田カメラさんで買おう、早田カメラさんで。
長く使うなら絶対間違いないから。
レンズはあった。
FOMAPANもパックで買うと高いから、長巻しようみんなも!
ローダーだけは、なんとかヤフオクかメルカリしてくれw
僕のは最近、歯車が滑る。怪しい。もう一個欲しい。