長巻最後の1本
思い切って買っちゃった時は、
「こんなの使い切れるんだろうか…」
と、やや不安だった長巻100ftフィルムだけど……使い切れちゃうもんだねぇ。
長巻と自家現像を覚えたおかげで、本当にフィルムで撮るハードルが下がったのは良かったのか悪かったのかw
ローダーをFOMAPAN100に入れ替える直前、最後の1本を巻いた時の記録です。
トリを飾るPENTAX SLとFLEKTOGON
最後は、これで締めようと決めていた。
この描写、このボケ…いつものことながら、うっとり。
まだ春先の肌寒い日、銀行に用があるおかあちゃんにくっついて行った。
僕が頻繁に立ち止まるものだから、なかなか銀行に着かないw
「のんびり撮ってていいよ」
と言ってくれるおかあちゃんに感謝。
やきとり
明暗差あれば撮る。
モノクロやる人はみんなそうだよね。そうだと言え。
まぁ…無くても撮るんだけどw
でも、あるに越したことはないかな。
暗い部分のディテールが残ってるのをニンマリ確認するという業(カルマ)。
この絶妙な光の残り方よ。
忘れてはいけない。
FLEKTOGONと言えば、ハーフマクロに匹敵するこの接写。
季節物のアイテムを撮っておくことで、こうして見返した時の思い出が深くなる気がする。
5月でしたかー。
春でしたねー。
青空床屋だったり、ままごとに興じる娘たちだったり(帽子の子は近所のお姉ちゃん)。
日陰、暗がりを見つければ開放。
なんてことない、天窓から差し込む光と葉の影。
なんてことないのが、いい。マイベスト。
道端を彩るトーンたち。
思いっきり最短まで寄ってみた。
この濃厚な味わいをぜひ堪能してほしい。
APX400、この粒子感とコントラストがいかにもフィルム写真っていう感じで楽しかった。
いずれまたどこかで使うこともあると思うけど…まだまだ長巻でも使ってみたいフィルムが多いのでしばしのお別れ。
今回のお供
ディス・イズ・シンプル。
一番大事なのは、壊れずに使えること。
筋張った男の矜恃を感じるカメラ、PENTAX SL。
おっとFLEKTOGONはAmazonで在庫無しだわ今。
八百富さんでえらいお買い得な価格のが出てたので紹介しておく。
マップより6000円以上安い!(2023/08/26現在)