またまた写真展
前回の『国産中判フィルム写真展』の興奮もまださめやらぬまま(僕だけか?)、次の写真展に参加が決まりました。
うっかり前回の記事
で告知を出し忘れちゃってたんですが…すまぬ!
2024年8月30日〜9月11日まで、品川は戸越銀座にあります『フォトカノン』さん
併設のギャラリーにて『ハーフサイズカメラ写真展』に出展いたします!
中判の次はハーフ! PENTAX17発売直後のこのタイミングでのハーフ展、出るしかねぇ。
例によって特設サイトも開設中。
今回も前回同様に34名と多くの方々に混ざってひっそり何か展示する予定なので、よろしければぜひお越しください。
今回は会場を貸してくださったフォトカノンさんのご厚意で、写真展コラボ企画がございます。
会期中、都内・大阪・横浜など各所の写真店・カメラ店に置かせていただいているDMを持参されると、フォトカノンさんオリジナル仕上げの2Lプリントが1枚サービスとなっております。
お家に飾りたいお気に入りのネガ・ポジがある方はぜひDMと一緒にお持ちください。
というわけで撮りため
…宣伝はもちろん大事だけど、出展するとなるとそのためには作品を用意しなければいけないわけで。
前回の初カラーに続いて、今回は初モノクロで。
今回のフィルムは、またちょっと変わったやつでございまして、
うたさんにもらったこれ、PENTAX17のファーストロール用にとっておこうかなw pic.twitter.com/d9pgJN2Fc3
— たけ@ #ハーフサイズカメラ写真展 (@Take9_tw) 2024年6月18日
Xで交流のある、うたさん(@utut_photo)からいただいた、こちらのハンドメイドフィルムです。
17のファーストロールにと思ってたんですが、うっかり勢いでULTRAMAX突っ込んでしまったのでセカンドロールでの登板と相成りました。
ハンドメイドと言っても、もちろん中身はきちんとした物です。
Kodakの映画用モノクロフィルムでDouble Xというのがあるんですが、これがなんと一巻き400ft…つまり約120メートルで買えるんだそうで。
僕が普段買っている手巻きフィルムが100ft(30.5メートル)なので、長さ4倍! 36枚撮りフィルムに換算すると約72〜3本分。
これを、特製の(恐らく自作なんでしょうなぁ…)巨大なフィルムローダーに突っ込んで、一本ずつ巻いていくという…。趣味ここに極まれりといった感じの品物でございます。
…そういうことを嬉々としてやっていらっしゃる集団が、この世にはいるのだというね。
いやもうお見それいたしまする。
「みんなで進もうカメラ沼」…もう駄目だ、誰も助からないわこれ。
うたさんにお聞きしたところ、この400ft巻きを小分けしたDouble Xは、うたさんはじめ「カメヌマ」メンバー様の間で不定期に内々の「分配会」のようなものが催されるそうで。
これはいわゆる「講」というやつですよな?
で、次回の「Double X講」には僕も参加させていただけることになりました(*^▽^*)
……だめだ、僕も助かってねえ。
でもさ、この写り見ちゃうと参加したくならん?
コントラストも階調も、実に良い感じ。
映画用ってのが、なんかまた特別感あると言うか。そそる。
とネットミーム的に揶揄されてしまえばそれまでなんだけど…いいじゃん別に。踊らされたい。自分から。積極的に。(二段倒置法)
その「映画用フィルムを切り出した特別な1本」を、「令和に発売された最新のフィルムカメラであるPENTAX17に詰めて撮る」…完璧な踊らされ方でしょ?
趣味、かくありたい。
ただ、PENTAX17で撮ってしまうとお気軽すぎて、
「写真展用の作品候補か?」
と聞かれると…どうなんだろうか…。
やっぱり、あの中判の1シャッターごとの重みに比べると…。
でもまぁ…それがいいのかなぁ、ハーフは。
国産中判フィルム写真展の時も特に意識せず撮るようにしていたし、だーっと山のように撮った中のいくつかが気持ちよく拾えればそれで。
そう思えば、どれもこれも有りな気がしてきた。
…うん、決まらねぇなこれ。
あと3週間ちょっとですよ? 本番まで。
なに、大丈夫。
要は開催前日の夜までにギャラリーに届いていればええんよ!
のんびり考えようと開き直る。
…しかし、撮り終わらないねハーフは!
もちっとセレクトしてブログで紹介することを覚えたいんだけど、生来の貧乏性が災いしてどうせなら載せられるだけ載せたくなってしまう悪い性分。
アーティストにはなれない。
記事を分けるのもめんどくせぇw
こうなりゃほぼ丸ごと1本分やるんで、そちらものんびり最後までお付き合いを!(自暴自棄)
顔写っちゃってるのは避けるけどねw
地元のお祭り。
夏休みの思い出的な。
…あー、いいかもな。こっち路線。ベタだけど、ハーフサイズカメラ写真展には合っている気がする。
元々そうやって使ってほしいと考えて作られたカメラ(…だよね?)で、想定通りの使い方をした物をお出しするのは正しいんじゃなかろうか。
などなど、悩みつつ今回はここまで。
もう一本カラーやったら、さすがに決めないといかんかな。
今回のお供