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フィルムシミュレーションの話④

【Hi Acros】

4回目は目線を変えてモノクロのセッティングを。
FUJIFILMは『Acros』という名モノクロフィルムを発売していたそうです。最近、復刻発売されたとか。
デジタルでもそれを再現したフィルムシミュレーションが用意されてるんですが、ウンチク語れるほどの知識も無いので、今回もサクッと設定です。
はい、こちら。


フィルムシミュレーション 『Acros』+Yellow
モノクロ調整 -1
グレイン・エフェクト 
カラークローム・エフェクト OFF
ホワイトバランス AUTO
ダイナミックレンジ 400
Dレンジ優先 OFF
ハイライトトーン +1
シャドウトーン +2
カラー -
シャープネス 0
ノイズリダクション -1

これ、けっこう過激なセッティングです。
好みは分かれると思います。
黒白のコントラストをバキッとつけて、さらにザラザラの質感に。夜間など暗いところでのノイズも加わるとより顕著になります。

作例〜

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…どうでしょう。かなりザラザラパキパキです。
ストリートの夜景とかで決まれば、かなりカッコいい写真になるのでは? あとは、被写体選びや構図の腕前ですね。うん、それが一番難しいw

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嘆いていても始まらないので、夜間のカットをいくつか。…どうでしょう? コントラスト感じます?
引き続き、日中と田舎風景も。

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使うレンズにもよりますが、過激ゆえに個人的には自作カスタムの中でもかなり気に入っています。作例も多めになりましたw
諧調豊かで優しくモノクロのセッティングも作ってあるのですが(そちらも後ほど紹介します)、モノクロ撮影の時は圧倒的にこちらを使うことが多いです。
「ここ影です! 黒です! …んで、こっち光です! 白です!」と強く主張したい時のお供にいかがでしょうか。