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フィルムシミュレーションの話③

【Color Up! Astia】

(日曜日の朝に放映している女の子向けのあのアニメっぽい発音でお願いします)

前回が彩度低い設定だったので、3回目の今回はビビッと彩度高めの設定をご紹介。

フィルムシミュレーション ソフト『Astia』
グレイン・エフェクト OFF
カラークローム・エフェクト 
ホワイトバランス 晴れ / 日陰
(↑AUTOだと白くなりすぎる気がするので…実際の天候に合わせて。)
ダイナミックレンジ AUTO
Dレンジ優先 OFF
ハイライトトーン -1
シャドウトーン +1
カラー +1
シャープネス +1
ノイズリダクション 0

では作例です。

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とにかく、パキーッと色が出ます。
赤も黄色も緑も青も(しまった、青にセンサーゴミが…)。

彩度高めなら、『Velvia』でいいじゃないと思われるかもしれませんが、個人的にVelviaはノーマルのセッティングで完成されていて何も足し引きする余地が無いという印象でして……それだと、ちょっとつまらない(笑)

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写真家のウチダユキオ先生曰く、
「AstiaはVelviaよりも色が転ばない」
らしいので、じゃあいいのかなと。

花とかを撮るとき、「ちょっとクドい」というのをあえて狙っていく感じでしょうか。
濃すぎると思われる時は、カラーを0でもいいと思います。

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こんな感じに撮るのはいかがでしょう?
明暗差があるところに突っ込んでいくのも有り。

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真夏の日差しの下とかで使いたい。

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黄色の出方が、個人的にはかなり気に入っています。

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光源を使ったボケ遊びに当ててみるのも楽しいです。
愛用のFUJINON 55mmF2.2は、開放で光源をボカすと綺麗な円を描いてくれます。オススメ。

たまにはガッツリお色を愛でたい…という時に使えるセッティングだも思います。お試しください。