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【フィルム】ブロニカの復帰戦で派手に失敗した話

 

ブロニカが帰ってきた。

 

take9-htn.hateblo.jp

 

イストテクニカルサービスさんに預けていたブロニカのオーバーホールが完了したので、出張のタイミングに合わせて受け取ってきた。ひゃっほい。

 

 

 

早速、受け取った瞬間に田端駅のスタバでベリベリと梱包を剥がしてILFORD HP5+を突っ込んだ。もう我慢できない。

 

現像で下手をこく…

 

そしたら、肝心要の現像の時に……大失敗してしまった……。

 

 

注入した現像液が……足りなかった。

フィルム全体が液に浸からず……向かって左側が全然現像できていないという状態に……うっ(涙

 

谷中

 

 

 

 

いやもう…ね。

やっちまったとしか言いようがない。

 

 

きちんと現像できている部分だけ見てもらえれば、イストテクニカルサービスさんの仕事は完璧であるということはわかるはず。

修理票にも記載があるようにピント位置も狂っていたのを調整してくれたようで、明らかに最短付近の精度が上がっている。

ピントが合っているアジサイの花の精細さたるや!

 

 

しかし…そんな職人の仕事に対して、僕は……僕ってやつは!!

なぜいつもどおり600mlの液を作らず、今回に限って500でもええやろと思ってしまったのか。

使う現像液はたかだか6mlぞ? 1mlをケチる理由があるか? …無いわ!

なぜケチった…マジで…わからん…。

 

 

何度でも言うけれど、イストテクニカルさんの仕事は完璧。

僕がまったく不調を感じていなかった(気付いていなかった)、わずかなチャージ不良やシャッタースピードまできっちり手を入れてくれていて感謝しか無い。

 

秋葉原

 

 

 

こころなしか、「特に不具合無し」との判定をいただき手付かずで戻ってきたNIKKOR-P.C 75/2.8の描写まで改善しているような気がする。

ピント調整のおかげだろうか。

 

その辺

 

 

唯一、ぱっと見で失敗に見えないのはこのカットぐらいか(笑

でも、PCでブログをご覧の方はぜひクリックして左側を見てほしい。

現像不足の部分とちゃんとできている部分は、ちゃんと判別できる。

裏を返せば、それだけブロニカNIKKORが繊細にトーンを描き分けているという証拠。

 

 

庭仕事をするおかあちゃん

ミスってる部分は文字どおり目をつぶっていただくとして、白いシャツのハイライトを見て。

やっぱりブロニカ(と言うか中判?)は、ハイライトだ。

 

 

庭の片隅に植わっている、ツルニチニチソウ

つるっとして、柔らかそうな質感がきっちり出ていて素晴らしい。

ええい、左に目をやるな! 中判は日の丸! 真ん中だけ見て!!

 

 

同じく庭のウバユリ。

 

 

最後は、終わりかけで最後の一花を見せている芝桜。

…いやもう、サクッと終わるけど…これはすぐにでもリベンジをかまさなければならないね。

秋葉原で1本だけARISTA EDU ULTRA200が売っていたので確保したから、次はこれだな。

 

今回のお供

 

 

今回の現像についてはトホホだったけど、やっぱりブロニカほど使っていてテンションの上がるカメラもそう無いなと再確認。

 

 

HP5PLUS…なんか知らんけどAmazonは馬鹿みたいなプレ値なので(↑のリンクだけはまともな価格)リンクしない!

 

kawauso.biz

 

安心と信頼のかわうそ商店さんでお買いなさい…。10本まとめて、どーんと。